ドリル
- [2023/6/6公開] 代表的な穴あけ工具の種類・特長、2枚刃・1枚刃ドリルのメカニズム、 加工能率と工具コストを加味した穴あけ工具の使い分けのポイントなどをご紹介します。 Question 刃先交換式・ソリッド・ヘッド交換式ドリルはどのように使い分けたらいいですか? ドリルの分類として、1枚刃ドリル(刃先交換式ドリル)と2枚刃ドリル(ソリッド・ヘッド交換式ドリル)がありますが、その2つのドリルの特長・特性を活かし、どのように使い分ければいいですか? Answer 加工形状・穴精度・使用機械・被削材で使い分け、加工能率と工具コスト比較も大事になります。 1枚刃ドリル(刃先交換式ドリル)と2枚刃ドリル(ソリッド・ヘッド交換式ドリル)にはそれぞれ固有の特長、特性があります。それぞれのドリルの切削メカニズムを理解し、加工形状・穴精度・使用機械・被削材で使い分けること、また加工能率と工具コストの何を優先するかも大切なポイントとなります。
- 円筒穴やねじ穴を開ける場合 ドリル加工のいろいろ 円筒穴やねじ穴を開ける場合 穴あけ加工は、切削工具で円筒穴をあける方法で、浅穴加工および深穴加工があります。他に後加工としてブローチ加工、リーマ加工、カウンターボウリング加工があり、また、スカイビングやローラーバニシングのような仕上げ加工があります。 これらの加工では、通常ドリルが回転し直線送り運動をします。 半世紀以上も昔に開発されたハイスのツイストドリルが今でも使用されています。最新のハイス、超硬ドリルの開発も進み、また高生産性用の刃先交換タイプドリルの開発も急激に進んでいます。ほとんどのワークにはーつあるいは複数の穴があり、そのほとんどはCNC旋盤、あるいはマシニングセンターで加工されます。穴あけ専用機は少なくなっているようです。タグ: