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熱可塑性樹脂は、温度が融点以上になると溶融し、液状になりますが、冷却していくとだんだん粘度が高くなりゴム状態になり、最終的には固化していきます。ゴム状態から固化状態(ガラス状態と呼んでいます)になる境界の温度を「ガラス転移温度」と呼んでいます。ガラス転移温度は、Tgと一般に表示されています。 Tgは、樹脂の種類によって決まる物理量です。Tgを知ることにより成形品がキャビティ内で冷却する時...
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プラスチックは、大別して熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂があります。読者のほとんどは、熱可塑性樹脂の射出成形金型た成形加工に携わっていると思いますが、最近では熱硬化性樹脂の射出成形加工も行われるケースも増えてきています。 基本的な事項ですが、熱硬化性樹脂と熱可塑樹脂ではその性質が大きくことなっています。これらを整理してもう一度復習を図りたいと思います。 ...
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第153回で、鉄系材料は「生む」と「鍛える」の2段階のプロセスで材料性質を制御できると解説しました(【下図】参照)。この回では「生む」プロセスでの材料組成と材料性質の基本的な関係を解説します。 (1)炭素含有率と鉄系材料 鉄系材料は、おおざっぱには鉄(Fe)と炭素(C)の合金といえます。この炭素(C)の含有比率で鉄系材料は3種類に分類され、それぞれ硬さその他の材料性質が...
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射出成形加工が可能な生分解性プラスチックの代表格として、ポリ乳酸(Poly Lactic Acid,PLA)があります。 ポリ乳酸は、さつま芋やじゃが芋、とうもろこしなどのでんぷんを素材とし、乳酸菌による発酵プロセスを経て、化学合成される植物由来のプラスチックです。射出成形が可能で使用後は、土中へ埋設することで、バクテリアによる生分解によって、水と炭酸ガスのみに分解されます。 つまり...
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(1)高速化対応設計の課題 ・自動化機器の高速駆動化に伴う課題として、次の項目を念頭に置く必要がある。 a)高速駆動対応アクチュエータの選定と使いこなし b)高速駆動に対応できる機構部特性 ・2つの課題a)、b)は相互に関係して最適な高速化対応設計を行うことが非常に重要となる。 ・2つの課題が個別に対処すると、b) の機構設計者は高精度で高剛性機構を目指して、重たい構造物...
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あるメーカーの表面処理鋼板の商品シリーズを紹介しましょう。 (1)ブリキ:電気錫めっき鋼板(Sn) ブリキは、表面が錫めっきの美しい光沢で覆われ、優れた耐食性、はんだ付け性、溶接性をおり、このために食缶、飲料缶、ビール缶、美術缶などさまざまな用途で使用されています。 (2)ハイトップ:ティンフリースチール(クロムめっ...
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生分解性プラスチックは成形品を土中等へ埋設すると、バクテリアや細菌類によって生物学的に分解される特性を持ったプラスチックです。 このような特徴は、石油由来のプラスチックと比較しますと、環境保護には最適な特性であると言えます。 生分解性プラスチックには、透明性、耐熱性などの工業上必要とされる特性を有する素材も開発が進められており、家電製品、OA機器部品、食品容器、自動車内装部品など...

