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熱硬化製樹脂と熱可塑性樹脂

 プラスチックは、大別して熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂があります。読者のほとんどは、熱可塑性樹脂の射出成形金型た成形加工に携わっていると思いますが、最近では熱硬化性樹脂の射出成形加工も行われるケースも増えてきています。

 基本的な事項ですが、熱硬化性樹脂と熱可塑樹脂ではその性質が大きくことなっています。これらを整理してもう一度復習を図りたいと思います。

  熱硬化性樹脂 熱可塑性樹脂
分子量 10,000~ 10,000~1,000,000
分子の形状 網目状 鎖状
成形原理 化学的変化
材料→反応→流動→硬化 
物理的変化
材料→加熱軟化→流動→冷却固化
成形サイクル 長い 短い
成形品のばり 必ず出る ばり無し
成形時のガス抜き 必要 不要
金型温度 120~150℃ 20~180℃
再生材使用 不可能 可能
力学的性質 硬くてもろい しなやかで強靱
加熱による変化 軟化しない 軟化して流動する
耐熱性 良好 低い
電気絶縁性 良好 低い
耐薬品性 良好 低い
代表的な樹脂 フェノール樹脂
メラミン樹脂
エポキシ樹脂
不飽和ポリエステル
液状シリコーンゴム
ポリエチレン
ポリプロピレン
ポリスチレン
ABS樹脂
アクリル樹脂
ポリアミド6
ポリアミド66
ポリアセタール
ポリブチレンテレフタレート
ポリエチレンテレフタレート
ポリカーボネート
液晶ポリマー
ポリサルホン
ポリエーテルエーテルケトン
ポリイミド

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