フランジ
パイプとパイプを接続するために使われる必要不可欠な部品です。
パッキンは用途に応じてお選びください。
フランジ(スリップオンタイプ)
使用環境によって、 さまざまなものがあります。
特長
- 丸い円形のものが主流です。中心にパイプを通す穴が開いています。その穴の周辺にボルトを通す穴もあいています。
フランジ(ブラインドタイプ)
特長
- さし込み溶接タイプのものと組み合わせ、フタをするものです。
- パイプを通す穴はありません。ただし、ボルトを通す穴はあります。
フランジ(ねじ込みタイプ)
特長
- 現場で火気が使用できない(溶接できない)場合に使用します。
ここポイント! フランジ |
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・材質を確認してください。(ステンレス、鉄、塩ビなど) ・呼び径(内径)(インチ)を確認してください。 ・使用圧力(kgf/cm2)を確認してください。 ・規格(JIS・ANSI・JPIなど)を確認してください。 |
フランジパッキン
配管の継手のすき間を埋め、漏れを止める役目をするものです。
特長
- 配管継手部のフランジとフランジの間に挟み、ボルトで締め、流体の漏れを止める部品です。このような静的環境下で使用されるパッキンを一般的に「ガスケット」と呼びます。
フランジパッキン(食品用)
特長
- 食品関係の設備や部品として使用されるものです。
一般的に厚生労働省の基準に適合した材料で加工されたものとなります。
よく使用されているのはシリコーンゴムです。
その他の材質でも食品用として区別されています。
ゴム材料の規格寸法について
・ガスケットの寸法は さまざまで、JISの規格品や完全な受注生産品もあります。
※全ての商品はシート状の材料から加工します。
・ゴム材料の規格寸法は
厚みは0.5tから100tまでです。
(t=mm)
幅は1000ミリが基本です。
長さは厚みにより さまざまです。
0.5t~3tが20m
4t~10tが10m
12t~50tが2m
50t~100tが1m
材質種類の一例
・ゴム系
・ふっ素樹脂
・繊維(ガラス、合成繊維など)
など
ここポイント! フランジパッキン |
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・配管の中を通る流体の種類を確認してください。 ・耐候性、耐油性、耐食性などの種類があります。 ・圧力(MPa)を確認してください。 ・使用最高温度(℃)を確認してください。 ・耐熱用もあります ・呼び径を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考