バルブの種類と特長

• バルブ
• ゲートバルブ
• チャッキバルブ
• グローブバルブ
• ボールバルブ

バルブ

流体が通る系統に設けられ、流体の流れる方向・圧力・流量の制御を行います。

ゲートバルブ

特長

• 機器類のブロックが目的なので、全閉または全開の状態で用いられます。流体は弁内で管軸に平行に流れ、弁全開では流れの抵抗が非常に小さくなります。
• 流体抵抗が少なく高粘度流体に適します。
• 水撃作用を避けることができます。
• 面間距離が短く大口径弁として適します。
• 精留塔や槽などの圧力容器、貯槽などに使用します。
• 流量を調整する場合、グローブを合わせて使用します。

チャッキバルブ

特長

• 流れの下流側から圧力が加わった場合、弁体が弁座に自動的に密着して、管内の流れを止めて逆流を防ぎます。
• 弁体が弁座に相対して蝶番式にピンで取り付けられており、流体の正規の流れで開き、逆流では弁体の弧状運動で弁座に密着して管路を閉止して逆流を防ぎます。
• 逆止弁…流れが一方通行です。（逆流しません）

グローブバルブ

特長

• 弁体が弁座に円すい状に接触して流れを止めます。
• 流量調整用として、調節弁のバイパス弁に使用します。
• 流体の流れ方向に注意して設置してください。
• ストップ弁なので流体の流れる方向が決まっています。また、流量調整ができます。

ボールバルブ

特長

• 簡単な操作で弁座と球状弁体の球面が摺動し、90度までの範囲で開閉操作が可能です。
• ハンドルを90度回転させるだけで開閉操作ができます。