精密バイス
主に工作機械上で被削材(ワーク)をフライス加工する際に、クランプ(おさえて固定)します。
付属の口金を交換することで、異形材もクランプ可能です。
特長
- 電磁チャックに固定した後、精密バイスで被削材(ワーク)をつかんで固定します。
- 精密バイスでは浮き上がり防止機能のついた物が一般的ですが、この機能の付いていない商品もありますので確認が必要です。
締め付け時のベクトルAが、横向きの力であるベクトルBと被削材(ワーク)の浮き上がりを抑え込む下向きの力であるベクトルCに分解されます。
ミーリングバイス
特長
- フライス盤に取り付け、主に粗加工用として使用します。
- 水平締め付け式です。(浮き上がり防止機能なし)
油圧バイス
特長
- メカ式に比べ、軽い力で強力な締め付けが可能です。油圧内蔵式と外部供給式があります。浮き上がり防止機能付です。
ここポイント! |
---|
・クランプする被削材(ワーク)の大きさ(寸法)に合った口開き、口幅、口深さ(mm)のバイスを選んでください。 ・用途に合わせてバイスのタイプを選んでください。 |
ココミテvol.2より参考