スタッドボルト
Tスロットナットを使って被削材(ワーク)を固定する時に使用するボルトです。
スタッドボルトは被削材(ワーク)を固定するため、治工具本体とテーブルをつなぐために使用するボルトです。
特長
- ねじ部は転造加工と呼ばれる製法でねじを成形しているので、摩耗に強く、ねじを傷めにくいです。
- 最適な熱処理が施されていますので強じんです。
転造加工と切削加工の違い
転造加工…転造ローラーで圧力をかけて、ねじ山を付けます。
切削加工…刃物で削ってねじ山を付けます。
Tスロットボルト
特長
- Tスロットナットとボルトが一体となっているため、組み付ける手間がなく、緩む心配がありません。
工作機械のT溝に端から挿入し、クランプとナットを併用して、被削材(ワーク)などを固定します。
ここポイント! |
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・使用するT溝サイズ(mm)を確認してください。 |
Tスロットナット
特長
- ボルトが貫通しないので、テーブルの傷つきを防げます。
ここポイント! |
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・使用するT溝サイズを確認してください。 ・適合ボルトのねじ径(mm)を確認してください。 |
ここポイント! スタッドボルト |
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・使用する工作物の高さに合わせて、ボルトの全長(mm)を確認してください。 ・Tスロットナットのねじ径に合わせて、スタットボルトのねじ径を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考