製造業における労働災害、年間2万件以上!
日本国内の製造業において、年間2万3千人が労働災害(以下、労災)に巻き込まれており、死亡災害も182件発生しています。(厚生労働省発表 平成23年度)
このような痛ましい労災を防ぐための法律の1つに「労働安全衛生法」があります。
事業主は、労災を防止するため、この法律に基づく安全衛生管理責任を果たさなければなりません。
法律違反がある場合、労災事故発生の有無にかかわらず、労働安全衛生法等により刑事責任が問われることがあります。
機械設計者が打つべき対策は?
機械設計や生産設備ご担当の皆様も、さまざまな対策を求められているのではないでしょうか?
機械類の安全性設計の基本概念として、ISO12100(JIS B9700)が規定されています。
この規格では、設計者がリスクの見積と評価に基づき、3つの方策を次のステップで実施し、リスクをできるだけ低いレベルまで低減することを求めています。
(詳細は、JIS規格をご覧ください。)
- step.1:本質的安全設計方策…危険源を除去したり、人が危険源へさらされる機会を減らす
- step.2:安全防護策…ガードや保護装置を用いて、人を保護する
- step.3:使用上の情報…機械本体・取扱説明書・梱包上等に、警告や正しい使用説明を示して注意を促す
常日頃からの取り組みは必須ですが、今回の特集では、すぐに使えるアイテムをピックアップしてご紹介します。
安全対策、及び注意喚起商品ラインナップ
ミスミのFA用メカニカル標準部品カタログから、危険防止や注意喚起など、安全対策のための商品をピックアップ。
ミスミは全国どこでも無料配送。この機会に、ぜひご購入ください!
安全保護材 D型ゴム
粘着剤付きと穴加工を選べます。角の保護やトラ柄タイプは注意喚起に有効です。
安全保護材 角カバー
テーブルの角・機器・柱等へ取り付けて人体を保護することができます。幅は4種類から選択可能。
各種テープ
手軽に、危険表示、衝撃吸収や保護が可能です。
安全柵
ユニット標準品をつなぎ合わせるだけで、簡単に安全柵を設置できます。
フレームや小物を組み合わせて、現場に合わせたカスタイズも可能。
(商品番号や商品名をクリックすると、ラインナップや詳細情報を表示します)
機械類の安全についてもっと知りたい方は、以下をご覧ください!