耐久試験機に採用した既知の自動機設計要素を解説します。
(1)チェーンとケーブルのテンション調節機構
- この設計要素は、コンベヤ送り機構のテンション調節などにも採用できるものです。
- 組立図の赤丸部分に採用しています。
- 【写真1】を参照してください。
- ミスミのアジャスタボルト(AJST)、アジャスタボルト用スタンド(AJKC)を使うと便利です。
- テンション調整側のベース部品には固定ボルト穴を長穴形状に設計した調整代を持たせます。
- (B)側のテンション調整機構は低い位置での調整を行うため、ベースブロックに調節ねじを加工した部品を採用しています。