Question

ミスミのエンドミルのコーティングに関して教えて

ミスミで使われるエンドミルのコーティングの種類について、用途や特長を教えてもらえますか?

Answer

ミスミの、エンドミルのコーティングの主な被削材と特長を以下に記載していますのでご参照ください。

超硬
エンドミル
シリーズ
コーティング種 主な被削材 耐酸化性
(°)
表面硬度
(HV)
コーティングの特長
XAL AlCrN系 一般鋼~
調質鋼
約1,000前後 約3,100前後 耐熱、硬度、摺動性に優れたコーティング。柔らかい材質から硬い材質まで幅広く対応します。
VAC AlCrN系
密着性改善
一般鋼~
調質鋼
約1,100前後 約3,200前後 AlCrNの密着性を改善し剥離を少なくしたコーティング。
MRC AlTiN系
複合多層膜
調質鋼~
高硬度鋼
約1,100前後 約3,500前後 AlTiNを基本にした複合多層膜で、耐熱性と硬度を改善したコーティング。
XCP Si系 高硬度鋼 約1,200前後 約3,700前後 耐熱性が高く表面硬度が高いコーティング。高硬度の加工に使用されます。
TSC Si系 ステンレス 約1.200前後 約3,700前後 耐熱性が高く表面硬度が高いコーティング。熱伝導率が悪い材料の加工に使用されます。
XAC TiAlN 一般鋼~
調質鋼
約800前後 約3,200前後 従来多く用いられたコーティング。耐熱性の高いAlCrNに置き換わる傾向です。
CRN CrN 銅 約500前後 約2,000前後 非鉄金属との親和性が低く凝着しにくいコーティング。耐熱温度は低いので、銅の加工に向いています。
DLC DLC アルミ 約300前後 約3,500前後 摩擦係数が低いため凝着しにくいコーティング。硬度は高いですが耐熱温度は低いので、アルミ加工などに適しています。
DAC ダイヤ グラファイト 約600前後 約9,000前後 表面硬度が最も高いコーティング。摩耗が激しいグラファイト加工に適しています。鋼とは親和性があるため使用できません。
ハイス
エンドミル
シリーズ
コーティング種 主な被削材 耐酸化性
(°)
表面硬度
(HV)
コーティング特長
AS・ASPM Si系 一般鋼~
調質鋼
約1,200前後 約3,700前後 耐熱性が高く表面硬度が高いコーティング。ハイスの母材ですが硬度の高い調質鋼も加工可能にしています。
V・VPM TiCN 一般鋼 約400前後 約2,700前後 硬度のあるTiNコーティングにCを添加して硬度と摺動性を増したコーティング。耐熱温度はそれほど高くないので一般鋼の加工に適しています。