熔融めっき
- 適用範囲 試験方法の分類 適用範囲 この規格は、鋼材および鋼材加工品に施した溶融亜鉛めっきの試験方法について規定する。 試験方法の分類 試験方法は下表の付着試験、均一性試験、密着性試験および性状試験の4種類に分類する。
- 適用範囲 種類および記号 付着量および硫酸銅試験回数 適用範囲 この規格は、鋼材および鋼材加工品に防食の目的で施される溶融亜鉛めっきの有効面について規定する。ただし、連続的に溶融亜鉛めっきされた溶融亜鉛めっき鋼板類、亜鉛めっき鋼線類は除く。
- (3)冷却 製品は亜鉛浴から引き上げ、たれ切り後冷却されます。冷却には水冷と空冷がありますが、一般には水冷されます。急冷によるひずみの発生を防止するために、冷水ではなく、70℃以上の温水にして冷却します。板厚の厚いものなどひずみ発生を重視するものは、空冷を行いますが、外観は水冷より悪くなります。 (4)仕上げ工程 めっきされた製品は、製品端部にできた亜鉛たれ、不めっき処理すべき部分に付着した亜鉛と不めっき剤、孔部に溜まった亜鉛、極端なざらつきなどを除去して仕上げます。 鉄鋼製品には、その製造過程で生じた残留応力がありますので、それがめっきの熱により開放され歪みとなって現れます。歪み発生の程度が許容限度内か、矯正が必要か、また可能かなどが取引上問題になります。歪み発生の具体的な例として、溶接方法による歪み発生例を下図に示します。タグ: