クリーンエリア用ウエス

クリーンエリア内、周辺での拭き取り作業に用いられる不織布またはテキスタイル製品です。

クリーンエリア用ウエス

特長

  • 通常のウエスに比べて発じん性が少なく、衛生面、安全性にも優れています。
  • 基本的に自己発じんが少ないです。
    (ローリント不織布という)=少ないリント
    ※リント…チリやケバのこと
  • 耐薬品性に優れているものが多いです。
    (ポリプロピレン100%のものが多いです。)

用途

  • 液晶パネル、半導体、各種ディスクや医療品の製造工程などでの拭き取り作業に。
  • クリーンエリアでのメンテナンスや清掃に。
  • 病院、研究検査施設での器具類の清掃に。

クリーンエリア用ウエス 特長

種類について

  • テキスタイル製品(ワイパー)…特殊繊維を編み、発じんを抑える加工を施したもの。
  • リヨセル…天然素材(ユーカリ)を原料にして生まれたエコロジカルな新天然繊維素材。
  • クレープ…原紙につける細かいヒダ(凹凸)で、目的は紙を柔らかくすることと汚れの吸収を良くすることです。

クリーンルームとは

清浄度管理(コンタミネーションコントロール)が行われている限られた空間であって、空気中における浮遊微粒子、浮遊微生物が限定された清浄度レベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間です。

クリーンルームの規格(清浄度クラス)

現在、日本で一般に使用されている清浄度クラス表示は必ずしも統一されていません。
方式ごとに基準となる体積や粒子径が違うために注意する必要があります。代表的なものは次の3つです。

JIS方式 JIS B 9920 の清浄度クラスの表示で1m3中の0.1μm以上の粒子数を10のべき乗で表したときの指数で表します。
(表示:クラス1~8)
FED-STD-209D
(米国連邦規格、1988年)
単位は英国単位(FS単位)。0.5μm以上の粒子を基準とし、1Ft3中の粒子数を表示します。実際には未だに一番良く使われています。1992年にSI単位の209Eが制定されましたが、普及しないまま2001年に廃止となっています。
ISO方式 日米欧を中心に初の世界統一規格として作成が進められています。
ISO 14644-1「空気清浄度のクラス分け」
ISOクラス表示では、基準粒子径は0.1μm、基準体積は1m3 で、JIS方式が取り入れられています。ただしクラスは1~9までです。

各規格の対応表

ISO14644-1 JIS B 9920 Fed-Std- 個
209E 209D 0.1μm/m3 0.5μm/m3
ISO Class 1 クラス1 ‐ ‐ 10  
ISO Class 2 クラス2     100 4
    M1   350 10
ISO Class 3 クラス3 M1.5 クラス1 1000 35
    M2   3500 100
ISO Class 4 クラス4 M2.5 クラス10 10000 352
    M3   35000 1000
ISO Class 5 クラス5 M3.5 クラス100 100000 3520
    M4     10000
ISO Class 6 クラス6 M4.5 クラス1000 1000000 35200
    M5     100000
ISO Class 7 クラス7 M5.5 クラス10000   352000
    M6     1000000
ISO Class 8 クラス8 M6.5 クラス100000   3520000
    M7     10000000
ISO Class 9 ‐ ‐ ‐   35200000
ここポイント!
・用途に応じて素材を選んでください。
 ・低発じん性、耐薬品性など
 ・不織布素材など
 ・製品仕様…ポリパック、箱入シートサイズ、シート枚数など
 ・4つ折りやポップアップなど

ココミテvol.2より参考