3つの加工方法
円筒型やチューブ状、板状の金属も思い通りに成型することが金属切削加工です。複雑な形をみると「これは、どうやって削っているのかな?」と、疑問に感じることもあると思いますが、下の3パターンの技術を駆使すれば、どんな形の成型も思いのままです。方法と素材さえ解かれば切削加工の工具の選択も理解できます。
旋削加工(ターニング)
被削材を回転させ、切刃を押しあてながら表面を削り、形状を造ります。(円筒型の金属を加工する場合)
フライス加工(ミーリング)
被削材を固定させ、回転する切刃で表面を削り、形状を造ります。(四角い金属を加工する場合)
穴あけ加工(ドリリング)
被削材を固定させ、回転するドリルで穴を開けます。(穴をあけたりねじ穴を開ける場合)
複雑な加工もこの3パターンの組み合わせで構成されています。
ココミテvol.2より参考