スプロケット
- 摩擦締結式メカロックには、モータ軸とスプロケットの締結法(動きを持つ構造設計-36)で紹介したテーパスリーブ形状以外に、シングルコーン形状、ダブルコーン形状があります。 以下にそれぞれの構造や特徴を解説します。 (1)シングルコーン形状メカロック(MLM、MLMP、MLHS)の構造と特徴 テーパ形状のインナーリングを持つ加圧フランジを、ロックボルトの締付けナットが加工されたテーパ形状のアウターリングに複数本のロックボルトで締付けることで、それぞれインナーリング、アウターリングのそれぞれが外径、内径方向に移動し垂直力を生じさせます。(【写真1】、【図1】参照) この垂直方向の作用力による摩擦力で、モータ軸とスプロケットを締結しています。取付スペースが小さいわりに大きな締結力が得られます。 カム、歯車、プーリなど多様な回転伝動要素の締結に採用されています。タグ:
- 同軸で回転する2つの物体(軸とハブ:軸とスプロケット、歯車、プーリなど)の締結方法には、(1)キー締結法、(2)ねじ締結法、(3)摩擦締結法などが挙げられます。タグ: