リニアブシュ
- (2)ステッピングモータとボールねじ駆動 ボールねじ駆動方式は、[1] モータの回転運動をダイレクトに直進運動に変換させる、[2] ボールねじピッチが減速装置の働きをする特徴を持つため、駆動力の伝達率とモータ効率に優れています。 【図4】はY軸にリニアブシュとボールねじを使用した駆動機構です。タクトタイプの短縮や位置決め精度を要する機構に応用されます。 ■補足説明
- これまでのリニアブシュの特徴解説を再整理すると、下記となります。
- (1)リニアブシュの軸受長と案内性能 ミスミのリニアブシュには軸受長さの種類として、[1] シングル、[2] ダブル、[3] ロングの3種と、購入者が独自に設計する [4] (シングル2個使いの専用設計)の合計4種類があります。この軸受長さの違いは、次の案内性能に関係してきます。
- ここでは、リニアブシュの外形形状の違い(ストレート型とフランジ型)の使い分けと組付け時の注意点を解説します。 (1)リニアブシュのストレート型とフランジ型 【写真1】はストレート型、【写真2】がフランジ型です。 【写真2】のフランジ型リニアブシュは、次の利点があります。
- 直動案内は、移載・搬送・位置決め・組立などの自動化における運動要素のなかで最も多用されるものです。ここでは、[1] リニアブシュ、[2] リニアガイド、[3] 無給油ブシュの3種類の直動案内を比較解説しながら、リニアブシュの使いこなし法を解説します。 (1)直動軸受の特徴比較 3種類の直動案内の特徴を大胆に比較すると、次表となります。