乾式クリーナー
強力・強靱なプロ仕様の掃除機です。
特長
- 家庭用と比較し、吸引力が強くタンク容量が大きいです。
- 工場・倉庫や現場事務所、オフィスなど、家庭用掃除機では対応できない広い場所で使用します。
乾湿両用クリーナー
特長
- 一般ゴミと共に、液体の吸引ができます。(ただし、油の吸引は機種が限定されています。)また、上位機種では切り粉の回収も可能なものもあります。
用途
- 工場・倉庫の一般清掃
- 機械の清掃・汚水の吸引
- 油の回収(万能型掃除機に限る)
- 切り粉の回収用などで使用します。
ここポイント! |
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・油を吸引するかどうかを確認してください。 ・切り粉などの金属の吸引をするのかどうかを確認してください。 ・吸引量を確認してください。 ・電圧(100Vまたは200V)を確認してください。 ・強力な吸引力が必要なのかを確認してください。 |
微粉じん専用クリーナー
特長
- 通常の掃除機ではフィルターを通過し、排気から出る細かい粉じんを回収することができます。
用途
- レーザー加工時に出る細かい切り粉の吸引
- 細かい原料などの回収
- コンクリートの粉の回収
- 塗装面の研磨時に出る粉じんの吸引などで使用します。
ここポイント! |
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・吸引物の細かさを確認してください。 ・吸引量を確認してください。 ・粉じん爆発を起こす危険性のあるものは吸引できませんので注意してください。 |
ここポイント! そうじ機 |
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・吸引物を確認してください。(爆発の危険性がないか注意してください。) ・タンク実容量を確認してください。 (各社の表示は実効容量でない場合があるので注意してください。) ・電圧(100Vまたは200V)を確認してください。 ・コード長さ(m)を確認してください。 ・最大真空圧(kPa)を確認してください。 ・消費電力(kW)を確認してください。 |
クリーンルーム用そうじ機
クリーンルーム内製造工程で発生する汚染防止用クリーナーです。
使用環境と用途と仕様
クリーン度 | 清浄度クラス ISO/F.S209E |
用途 | フィルター |
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4/10 | 製造装置まわり残留物回収 | ULPA | |
5/100 | フロア・製造装置まわり清掃 | HEPA | |
6/1000~8/100000 | クリーンルーム内、外区域清掃 |
業界基準(規格)
清浄度は空気のきれいさを表す尺度です。清浄度を表す規格にはISO(国際標準化機構)とF.S209E(米国連邦規格)が主流です。ISOでは1m3の空域内に0.1マイクロメートルの粒子が何個あるかを1~9のクラスに分類します。F.S209Eは1立方フィート中に0.5マイクロメートル以上の粒子数に基づく指数でクラス1~1000000に分類しています。 *F.S209Eは既に廃止されていますが現在でも一般的に使用されている基準値です。
【注意事項】
HEPA/ULPA付クリーナーでも排気側にフィルターが付いていないとクリーンルームには使用できません。(モーターから発生するカーボンなどの粉じんも捕集しなければなりません。)
クラス10以下で使用できるクリーナー
①排気側にULPAフィルター(0.12ミクロン捕集)付。
②本体部で腐食が発生しない。(ステンレス316または、表面アルマイト処理)
③排気風速が1.5m以下であること。
④排気温度が24℃以下。(20㎝離れた位置で測定)
⑤プレフィルターが腐食しない材質であること。(ふっ素樹脂・グラスウール)
⑥キャスターは発じん性のないもので、グレーチング床に対応しているもの。
(グレーチングの穴にはまらないもの)
⑦静電対策仕様。
⑧毒性物質の廃棄ができるダストバッグが取り付けできること。
クラス100以上で使用できるクリーナー
①排気側にHEPAフィルター(0.3ミクロン捕集)付。
②③④は、厳密な基準のクリーンルームの場合「クラス10」と同様の仕様を要求されます。
フィルターの種類
- HEPAフィルター
0.3ミクロン単位の超微粒粉じんを99.97%捕集します。 - ULPAフィルター
0.12ミクロン単位の超微粒粉じんを99.999%捕集します。濾過システムの最終ステージで、人体に有害な物質、あるいは製品に悪影響をおよぼす物質の除去に効果を発揮します。
ここポイント! |
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・吸引したい粉じんの大きさ(何ミクロン)を確認してください。 ・使用するクリーンルームの清浄度クラスを確認してください。 ・フィルターの種類を確認してください。(HEPAまたはULPA) ・タンクの容量(L)を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考