ショベル
物をすくう、掘る、混ぜるための道具です。
ショベルはさじ部に足踏みが付いた形状です。スコップは足踏みがなく、なで肩の形状です。
アルミショベル
軽くて屋根の上で使われるアルミショベルは足踏みのないタイプもあります。
特長
- 除雪、畜産や漁業など塩分の多い所での作業に使用されます。軽くてサビにくくなっています。
ステンレスショベル
化学薬品工場や食品工場での使用に最適です。
特長
- ステンレスなのでサビに強く高温、低温にも強く汚れも落ちやすいので使いやすくなっています。
ホーム型ショベル
特長
- 普通のショベルより小さく軽いので使いやすく、家庭園芸用などで使用されます。
石炭型スコップ
特長
- 主に物をすくう用途で、名称の通り高炉などで石炭をすくって使用されたりします。
練りスコ
特長
- コンクリートやモルタルを混練する時に使用します。「練るためのスコップ」で、練りスコとよばれています。
ここポイント!
- 用途によって形状や材質を選んでください。
- 柄の部分はパイプ製と木製があります。
- JIS規格品があります。
- ※
- 丸形…穴を掘るのに使用します。
角形…物をすくったり練ったりするのに使用します。
ツルハシ
土や岩を掘り起こしたり砕いたりするのに使用する工具です。
特長
- 硬い岩や土を掘り起こしたり(道路工事・鉱山)、氷を砕いたり、災害時の家屋の取り壊しなどに使われます。
- ツルハシのJIS規格は、1992年に廃止されましたが、JIS規格で決められたサイズは今でも残っており、全国共通で使える道具です。また、最近では小型の物も作られており、家庭園芸用としても使われています。
- 簡単に頭と柄は接続することができます。
工事現場ではポピュラーな商品で道路標識の「工事中」標識にもなってます。
ポストホールディガー(穴掘り)
ポール(支柱)用の穴あけ用道具です。
特長
- ガードレールやカーポートの支柱、杭などの縦穴を掘る道具です。植樹の際の植え込みにも使用します。
- 通称「複式ショベル」とも呼ばれます。
ショベルなどで深く掘ればスリ鉢状になりますが、複式ショベルだと少ない力で無理なく、よりまっすぐで深い縦穴が掘れます。 - 両手で柄を開くとさじ部が閉じて、柄を閉めるとさじ部が開きます。はさみとは逆の動きの作業を繰り返して、掘り進んでいく道具です。
先を開いて差します。回して、先を閉じ、土をすくいます。
【注意事項】
柄は別売となっています。注文時に確認してください。
ここポイント!
- 作業内容に合ったツルハシを選んでください。
玄能(げんのう)ツル
尖った方で穴あけができ、短くなっている方で、ハンマー代わりにたたく作業ができます。
両ツル
両方の端が尖っていて、どちらでも穴をあけられます。
バチツル
尖った方で穴あけ、平たい方でハツリ作業ができます。
ココミテvol.2より参考