コネクタ付光コード
光LAN配線で、接続を行う時に用いるコードです。
特長
- 光による情報伝達路として用いる直径0.125mm程度のガラス繊維です。
- ラック内や接続箱内の外傷がつきにくい場所や箱内のせまい空間での配線時に使用します。
光ファイバーによる配線のメリット
・長距離延長が可能です。(距離によるデータの劣化はありません。)
・電磁ノイズに強いです。
・データ送信のビットエラーが少なく、ネットワーク効率が上がります。
コネクタ付単心コード
光ファイバーは、石英ガラスやプラスチックで形成される細い繊維状の物質で、下図のように中心部のコアと、その周囲を覆うクラッドの二層構造になっています。コアはクラッドと比較して屈折率が高く設計されており、光は全反射という現象により、コア内に閉じこめられた状態で伝搬します。
心線にシース(保護用被覆)を被せただけのシンプルで細い構造のため外傷を受けにくい場所で使用します。
コネクタ付2心(メガネ)コード
架内配線などで2心単位の接続を行うときに用いるコードです。
ここポイント! |
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・伝送装置や光キャビネット内で使用するコネクタの種別を確認の上、それぞれの端につけるコネクタ種類を選んでください。〈SC・LC・MU・FCなど〉 光ファイバーの種類 SMはシングルモードファイバーの略で、長距離伝送、大容量伝送に利用されます。 |
光ファイバー融着接続機
光ファイバーを融着接続するための工具です。
特長
- 融着接続は電極棒間に発生させた放電の熱を利用して光ファイバーを溶融一体化する接続技術です。
光ファイバー融着接続の作業工程
①被覆除去
ジャケット・リムーバでファイバーの被覆を3cmほど除去します。
②ファイバー清掃
アルコールを染み込ませたガーゼを使って、裸ファイバー部分を1~3回拭きます。
③ファイバー鏡面切断
ファイバーカッターを使用し、ファイバーをカットします。
④融着接続
ファイバーをV溝に正しくセットし、SETボタンを押し融着します。
⑤補強
融着完了後、ファイバーを取り出し、保護スリーブを接続部にかぶし加熱器にて補強します。
ここポイント! |
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・接続する光ファイバーの心数を確認してください。(単心、2心、4心) ・光ファイバーの種類を確認してください。 SMF(シングルモードファイバー) MMF(マルチモードファイバー)など ・融着機の光ファイバー固定方法を確認してください。 ・ファイバーフォルダ(単心~多心の光ファイバーを固定するもの。) ・メカニカルチャック(ファイバーホルダが融着機にすでに取り付けられているもの。) |
ココミテvol.2より参考