ナット
ボルトと組み合わせて、締め付けや固定に用いるめねじです。
ねじ山が内面にあり、めねじです。
豆知識 袋ナットについて |
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袋ナットは規格上、1形(六角部とキャップ部とが一体形・ねじの逃げみぞなし)、2形(六角部とキャップ部とが一体形・ねじの逃げみぞあり)、3形(六角部とキャップ部とを溶接)の3種類ありますが、国内では主に3形のみが広く使用されています。また、溶接されるナットは両面に面取りがある2種の六角ナットが使用されるため、規格上は3形2種の袋ナットと呼ばれます。 |
ナットの種類
六角ナット1種
1種・片面取りでナットの高さはねじ径の8割の数値が高さになります。
六角ナット3種
3種・両面取りでナットの高さはねじ径の6割の数値が高さになります。
袋ナット
ねじ穴が貫通していない形状のものです。主に装飾用に使用されます。
ボルト先端が出ていると危ないため、遊具にはよく使用されています。
蝶ナット
蝶の羽のような形をしていて、手で締め付けや取り外しができるところに使います。
豆知識 ワッシャーについて |
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ボルトや小ねじを使用するときに「ナット」とともに組み合わせて使用し、緩み止めの役割を果たすのが「ワッシャー」です。母材へのおねじの頭のくい込みを防ぎます。 表面が凹凸で接触面が不安定でもしっかり止めることができます。 平ワッシャーねじ頭だけでは面を押さえつける面積が小さいので、平ワッシャーをかませることで広い面積を押さえつけることができ、ゆるみ止めにもなります。 内歯・外歯ワッシヤー内歯はボルト・なべ小ねじに、外歯は皿小ねじに緩み止めとして使用します。 緩み止め用 〈内歯〉 〈外歯〉 内歯・外歯使用 ・ボルトの場合 ・なべ小ねじの場合 スプリングワッシャー振動に対しクッションの役割をします。その結果ねじが緩むのを防ぎます。 緩み止め用 テーパーワッシャーテーパーワッシャーはC形鋼専用のワッシャーです。 傾斜用 内部形状の5°の傾斜に合うようになっています。 テーパーワッシャーが5°の傾斜で部材を固定し、陥没を防ぎます。 |
ここポイント! |
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・ねじ径×ピッチ(mm)を確認してください。 ・ねじ種類(ミリかウィットねじ)を確認してください。 ・材質を確認してください。(ステンレス、鉄など) ・使用工具を確認してください。(スパナ、ソケットレンチなど) |
ココミテvol.2より参考