エキストラクター
折れ込んだボルトやパイプを除去する時に使います。
角型:左右どちらのボルトでも使用できます。
ラセン型:右ボルトのみ使用できます。
【注意事項】
焼き入れされたボルトやステンレス製のボルトには使用できません。
使用方法
- 折れたボルトに適合するドリルで下穴をあけます。
- その下穴にエキストラクターをハンマーなどで軽く打ちます。
- タップホルダーやタップハンドルを使用して抜き出し方向に回して抜き出します。逆ねじれのため、折れたボルトがひき出されます。
・右ボルト、左ボルトを確認して選んでください。
右に回転すると前に進む
左に回転で前に進む
ハードカットドリル
特長
- 折れたタップなどを除去するための工具です。
- ボール盤やフライス盤に取り付けて折れたタップやボルトを破壊して取り除きます。推奨主軸回転数は1500~3500rpmです。加工は手送りで行い、時々作業を止めて穴から切りくずを取り除いてください。
プールタップ(折れ込みタップ除去工具)
タップの溝に合わせてセットします。
折れ込んだタップの除去に。
特長
- タップの中途が折れたときねじ山を損傷せず折れ込みタップを簡単に抜き取る工具です。
使用方法
爪をタップの溝にセットしてホルダーとリングを固定します。
タップハンドルなどで抜き出し方向に回して抜きます。
ここポイント! |
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・折れたボルトやパイプ、タップの除去作業は難しいので状況に合った工具を選んでください。 ・ボルトやパイプの外径(mm)を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考