供給機構エスケープメントでは、供給部品を分離し、次の動作(例えば、移載など)を自動で行い易くします。このため、エスケープメント後のワークステーションにはほとんど全ての自動機でセンサによる部品の有無の判断機能を持たせます。
・【写真1】はカラーボールを回転式分離機構で1個だけ分離してシューターに送り、その先のシューター端の位置決めステージ部の写真です。
・ボールステージにボールが有ることを光電センサで確認した後に、ハンドユニットがボールを取りに移動します。
・カラーボールがビンゴゲームのために配列されるテーブル上のボールステージの真下にも光電センサが設置され、ボールの有無を確認してハンドユニットの移動先の良否を判定しています(【写真2】)。
・光電センサの固定は、検出物に対して適切な位置決め(角度、高さ、距離)が必要のため、L型板金の固定穴は長穴形状にし、必要な場合は高さ調整のためにL型板金を2部品に分離します。