・搬送レールなどのシュート部に連続して貯まった供給部品(ワーク)を1個ずつ送り出す装置をエスケープメントと言います。
・エスケープメントはシュートに貯まるワークの貯まり具合や送り出す動作速度に対して、安定して確実な送り出し処理が出来なければ成りません。
・ビンゴゲーム機の場合、シュート方式を自重を利用した傾斜面のころがりを利用しシンプル構造としているため、エスケープメントもカラーボールのガイド幅の寸法をうまくきめることで設計しています。
・昇降機構に取り付けたカラーボールホルダーの幅をカラーボール1個分の寸法とし、このカラーボールホルダーが上に挙げられる時に自重で貯まった次のカラーボールは後に押し戻される動作をします。
・エスケープメントの代表的な機構事例を【図2】に示しました。
出典: | 工場自動化・省力化事典 |