真空ポンプ(ドライ式)

空気を吸い出して真空状態を作る装置です。

真空ポンプ(ドライ式)

特長

  • 油を使用していないので、クリーンな真空状態を得ることができます。油回転式に比べ圧力は低いです。

真空ポンプ(ドライ式) 使用方法

  • 食品機械…袋詰めなど
  • 一般産業…ロボットの自動化など
  • 印刷機器…印刷機の紙送りなど
  • 半導体機械…IC組立機など

【注意事項】
ダイヤフラムなどのチェック、交換、メンテナンスは定期的に行ってください。

真空ポンプ(油回転式)

真空ポンプ(油回転式)

特長

  • 各摺動部分に潤滑油を入れることでシール性に優れ、作動範囲が広く大気圧からの起動が可能です。
  • 高真空が必要な場合に適しています。
  • 吸着・吸引には不向きです。

真空ポンプ(油回転式) 使用方法

  • 会社設備…ガス置換、脱気、脱泡など
  • 真空乾燥機、凍結乾燥機など

【注意事項】
オイル交換を定期的に行ってください。

用語解説

<ガス置換> 街のイルミネーションや照明にかかせないネオン管の中には、ネオンガスが入っていますが、このガスを封入するためにガス置換が利用されます
<凍結真空乾燥> 材料を凍結状態のまま真空乾燥させる方法です。
真空は材料から水分を飛ばしやすくし、飛ばした水分を材料の表面から取り除き、また材料の温度を低温に保ちます。
<真空乾燥> 材料を凍結させずに、容器内の圧力を下げることで乾燥させる方法です。
真空は材料から水分を飛ばしやすくし、飛ばした水分を材料の表面から取り除き、また材料の温度を低温に保ちます。
<脱気・脱泡> 材料を入れた密閉容器を真空に排気すると、材料に溶け込んだ空気が膨張し、泡状になって飛び出す原理を利用したものが、真空脱 気です。液体中に含まれた空気は、金属にサビを発生させたり、材料中の気泡となって、商品の価値を下げることがあるので、この 空気を除去するために用います。
ここポイント!

粉体や水分・油分がポンプ内に入ってくる可能性がある場合はトラップなどを取り付けてください。

・どのようなタイプがよいかを確認してください。
 (どういう現場で使用されるのか。ドライポンプか油回転ポンプか。)
・吸引か吸着か、真空引きかなどの使用用途を確認してください。
・吸気の口径(φ)を確認してください。
・粉体や水分・油分がポンプ内に入ってくる可能性がある場合はトラップなどを取り付けてください。

ココミテvol.2より参考