一般に、荷重たわみ温度が150℃以上のエンジニアリング・プラスチックのことを、「スーパーエンプラ」と称しています。
 スーパーエンプラは、21世紀の新しい製品に多用されるものと予測されている近未来の材料です。

 スーパーエンプラの代表的な材料の概要は下表の通りです。

名称 分類 上段:主な長所
下段:用途例
ポリオキシベンゾイル
(POB)
C 耐熱性 耐薬品性 低熱膨張
摺動部品、電子部品
ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)
C 耐熱性 耐熱水性 耐放射線性
電子部品、自動車部品
ポリエーテルイミド
(PEI)
A 耐熱性 高強度
航空機部品、自動車部品、電子部品
ポリアリレート
(PAR)
A 透明性 耐熱性 難燃性
電気部品、機械部品、自動車部品
ポリアミドイミド
(PAI)
A 耐熱性 耐衝撃性 耐疲労性
OA部品、機械部品、自動車部品
ポリサルホン
(PSF)
A 耐熱性 耐衝撃性 耐疲労性
OA部品、機械部品、自動車部品
ポリエーテルサルホン
(PES)
A 耐熱性 難燃性
医療機器、熱水機器、電子部品
ポリイミド
(PI)
A 耐熱性 難燃性 寸法安定性
自動車部品、電子部品、機械部品
※
A:非晶性プラスチック C:結晶性プラスチック