射出成形加工におけるゲートシール時間を予測するためには、いくつかの経験式が使用されています。

 ゲート形状が円柱形の場合(ピンポイントゲートやサブマリンゲート)には次式が使用されています。

tSR
=1/X・lnY
X
=α・(5.7832/R2+π2/l2)
Y
=2.036・((θr-θm)/(θe-θm))
tSR
:ゲートシール時間(sec)
α
:キャビティ表面温度における樹脂の熱拡散率
α
=λ/(c・ρ)
λ
:樹脂の熱伝導率(kcal/m・h・℃)
c
:樹脂の比熱(kcal/kg・℃)
ρ
:樹脂の密度(kg/m3)
θr
:溶融樹脂温度(℃)
θe
:成形品取り出し温度(℃)
θm
:キャビティ表面温度(℃)
k
:ゲート深さ(mm)
b
:ゲート幅(mm)
l
:ゲートランド長さ(mm)
※
参考文献:『射出成形金型』(三谷景造 (株)シグマ出版 (1997))