射出成形サイクル
- 射出成形加工の生産能率を評価する指標の一つとして、「成形サイクル」が挙げられます。 成形サイクルとは、1回の射出成形加工が開始してから終了するまでの単位時間のことを指します。 具体的には、成形サイクルは、下記の構成をなしています。 成形サイクル(sec/ショット)= 型閉時間 +充填時間 +保圧時間 +冷却時間(可塑化時間を含む) +型開時間 +取り出し時間 成形サイクルが短いほど、単位時間当たりの成形品生産量を大きくすることができます。 例題 成形サイクルが現在10秒の金型があった。金型の冷却回路を工夫することにより、冷却効率が高められ、冷却時間が短くなり、結果的に成形サイクルは、9秒にすることができた。 この場合、どのようなことが考えられるか?タグ: