電気ドリル
先端にドリルを付けて穴をあける工具です。
ノーマルタイプ
サイドハンドル付タイプ
特長
- 電気ドリルは木材や金属に穴あけ加工を行うもので、主軸部のチャックにドリル(刃)を取り付けて使用します。加工する材質によって、大きく金工用と木工用に分けられます。一般的にトルク(N・m=ニュートン・メーター仕事量)の表示がなくても消費電力(W)の大きなものほどパワーがあります。
選定時に留意したい点
キーレスチャック:ドリルの付け外しは、一般的にドリルチャックをチャックハンドルで回転させますが、キーレスチャックはチャックハンドル不要で片手でチャックを回すだけで固定できます。
無段変速:低速・高速の2段切り換えや、スイッチ操作で無段階に速度が変えられるもの、キリの抜き取りがラクな逆転付もあります。
ここポイント! |
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・使用するドリルの大きさ(必要な穴径と穴の深さ)を確認してください。 ・鉄工で穴径10mm以上の穴をあけるのであれば、350W以上のサイドハンドル付の大型タイプをおすすめします。 ・どんな素材に穴をあけるのかを確認してください。 (石材、コンクリート、モルタルなどの穴あけは振動ドリルやハンマードリルを使用します。) ・オプションが多く設定されているので、何が必要か確認してください。 ・オプション…キーレスチャック、無段変速、サイドハンドル、ストッパー、キャリングケース、ブレーキ、正逆転付など。 |
振動ドリル
回転と強力な打撃力(振動)で、穴をあける工具です。
特長
- 石材、コンクリート、ブロック、レンガなど欠けやすく、もろい、目づまりしやすい材質の穴あけは振動ドリルを使います。
- ドリル主軸部が回転すると共に前方に向かって打撃力(振動)を生じさせ穴をあけます。
振動ドリルの機構
①駆動軸の回転により、回転カムが回転します。
②回転カムの傾斜により、固定カムを押し上げてばねを圧縮します。
③さらに回転すると傾斜面から固定カムが外れ、ばねの押力で固定カムが回転カムに衝突し、ビットから打撃力(振動)を生じます。
豆知識 振動ドリルとは |
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一般的な電気ドリルの回転に加えて、取り付けた先端工具(ドリルビット)に垂直方向の振動を同時に与える機能が追加されている工具です。その振動効果により、電気ドリルでは穴あけできないコンクリート、モルタルや石材などへの穴あけが可能です。振動機能を発生させたりなくしたりするモード切替レバーが付いているため、通常の電気ドリルとしても使用できます。 |
ここポイント! |
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・使用するドリルの大きさ(必要な穴径と穴の深さ)を確認してください。 ・穴径が大きくなるとハンマードリルを使用することになります。 ・どんな素材に穴をあけるのかを確認してください。 (石材、コンクリート、モルタルなどの穴あけは振動ドリルやハンマードリルを使用します。) ・オプションが多く設定されているので、何が必要か確認してください。 ・オプション…キーレスチャック、無段変速、サイドハンドル、ストッパー、キャリングケース、ブレーキ、正逆転付など |
ココミテvol.2より参考