チップ交換用トルクス®レンチ
切削チップの交換に使用するレンチです。
特長
- 切削ホルダへのチップ取り付けには、トルクス®ねじが使われています。そのため、一般的なレンチは使用できず、専用のレンチを使います。
- トルクス®ねじは、現在では自動車や各種精密機器に広く使われています。
- 切削加工の現場だけでなく、自動車整備や電機・電子機器のメンテナンスなどの現場でも活躍するツールとなっています。
- トルクス®ねじは、その形状からねじとドライバーとのかみ合いが強く、締結する際の力がスムーズに伝わります。そのため効率的な作業が可能で、さらにねじの破損を防ぐという利点があります。
トルクス®レンチの種類
トルクス®レンチ
もっとも標準的な形状です。切削ホルダ用のレンチとして使用されるのはこの形状になります。
いじり防止タイプ
中心に突起があり、マイナスドライバーなどが差し込まれることを防ぎます。いじり止めの効果が高く、特に精密機器などに使われます。
トルクス®ナットレンチ
T型と反対の凹型のレンチです。各種産業機器に使用されます。
トルクス®ドライバー
超硬メーカーによっては、独自型番を設けていますが、トルクス®であれば、T番号が入ります。
トルクス®ドライバーとは六角の星型の頭をした、ねじを締めたり、ゆるめたりするものです。
特長
- ドライバーハンドルなので、小さなねじも小サイズのトルクス®ねじでは、必要以上に締めることがありません。締め付けの加減が判りやすくなっています。
Tハンドルトルクス®ドライバー
特長
- Tハンドルタイプなので強いトルクでの締め付けが可能です。
トルクス®L型レンチ
特長
- L型レンチですので長軸側で早回し、短軸側で使い増し締めが行えます。
TORX®およびトルクス®はAcument Intellectual Properties,LLCの登録商標です。
ここポイント! |
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・トルクス®ねじのサイズ(T番号)を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考