カラーボールストッカーを回転させる駆動モーターの取付ベースの設計を考えてみます。
・カラーボールストッカーと駆動モーターは弾性のあるプラスチック製丸ベルトで繋げられ回転運動が伝達されます(【写真1】)。
・したがって、駆動モーターは、カラーボールストッカーの回転軸に組付けられたプーリーと駆動モーターのシャフトに固定されるプーリーとが同じ高さと適正な丸ベルトの張力状態と成る様に取り付ける必要があります(【写真1】)。
・一般的には、駆動する側(この場合はカラーボールストッカー)は位置調整機構を持たせません。それは、駆動側の機構は複雑な組立構造となる場合が多いことや、高精度を確保する必要が多いため位置調整機構などは持たせずに単純化させるためです。
・したがって、駆動アクチュエータ側(この場合は駆動モーター)に位置調整機構を持たせます。
・ビンゴゲーム機の場合、駆動モーターの位置決めは、高さの位置出しはスペーサーブロックの設計寸法でだし、丸ベルトの張力調整のために取付ベースのボルト固定穴を長穴形状にしています。