荷物用エレベーター
重量物や多くの荷物を運ぶエレベーターです。
特長
- 工場・倉庫・物流センターなどで重量物や、パレット積みの荷物などを運搬するために使用します。
設置について
・建築基準法の昇降機あつかいとなりますので、確認申請が必要となります。
・建物内における設置場所に条件があります。(例えば倉庫に設置する場合、事務所への動線内に設置することはできません。)
・既存建築物に設置を計画する場合、建物の確認検査済証が必要です。また、建物の構造により、設置できない場合があります。
駆動方式の種類
ロープ式…電動機容量が油圧式に比べ小さくなっています。また、高層の建物にも設置が可能です。
油圧式……機械室を建物内部(一般的には昇降路隣接)に設けるため、高さ制限のある建物は建物の上部に機械室を設ける必要がありません。
ここポイント! |
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・建築基準法にのっとり設計された製品で、新築時図面にて同時に申請します。設計段階から打ち合わせをしないと販売はできません。 ・荷物の重量や大きさによりカゴ(エレベーター室内)の寸法(間口×奥行×高さ)(mm)を選んでください。 ・階数や階高により、速度(m/min)を選んでください。 ・設置場所の環境により、枠・扉・カゴの材質を選んでください。(鋼板・ステンレスなど) 例)水や薬品を運ぶのに適しているのはステンレスなど。 |
ココミテvol.2より参考