ハンドリフター・テーブル付ハンドトラック
テーブル(昇降)リフトに車輪を付けることによって、簡単に高さ調整および運搬ができる省力機器です。
手動油圧式(足踏み式)
電動油圧式(バッテリー式)
特長
- テーブルの昇降は、手動油圧式(足踏み式)と、電動油圧式(バッテリー式)があります。
ハンドリフターの種類
持ち運びに便利なハンドル折りたたみ式、安全配慮のジャバラ付、テーブル面の重量物移動に便利なローラーコンベヤ付、クリーンな環境に最適なステンレス製もあります。
ジャバラ付
ジャバラ付は、ジャバラを装備することで、手などの挟み込みを防ぎます。
ローラーコンベヤ付
ローラーコンベヤ付ならローラーにより簡単移動で、しかも安全です。
【注意事項】
重量物を移動させることは作業者に負担がかかるだけでなく非常に危険です。
ここポイント!
- 運搬物の最大重量(kg)および、大きさを確認してください。
- テーブルの寸法(mm)と利用高さ(昇降範囲)(mm)を確認してください。
- 用途に合わせてタイプ(種類)を選んでください。
レベルリフター
ばね圧をセットして、荷物を取っても載せても自動的に同じ高さを維持する省力機器です。
特長
- 荷物を載せても取っても同じ高さを維持します。
用途
ばね圧はノブの回転によって無段階に調節できます。
組立ラインでの作業効率アップにも貢献
組立ラインなどで、作業中に立ったり座ったりを繰り返すという、わずらわしさを解消。常に手元で作業ができるので、効率を高められます。
寸法位置と昇降範囲
荷物を載せても取っても常に作業テーブルの高さが一定です。
ここポイント!
- 荷重(kg)設定範囲を確認してください。
- 運搬物の大きさよりテーブル寸法(mm)を確認してください。
- テーブル利用高さ(昇降)範囲(mm)を確認してください。
高揚程ハンドトラック
すくい上げ運搬機能に高さ調整機能がついた省力機器です。
特長
- フォークの上にテーブル取り付けが可能です。
片面使用パレット、ソリッド型パレット、ボックスパレットの使用に適しています。
フォークの昇降は、手動油圧式(足踏式)と電動油圧式(バッテリー式)があります。
また、走行も手動式と電動式(バッテリー式)があります。
取り回し・価格重視であれば手動式、重量物の運搬重視の場合は、電動式が便利です。
ここポイント!
- 運搬物の最大重量(kg)を確認してください。
- パレットの寸法(特に裏面の寸法)(mm)を確認してください。
- フォーク利用高さ(昇降範囲)(mm)を確認してください。
(フォーク最低位・最高位を確認してください。) - 昇降および走行の手動・電動を確認してください。
ジブリフト
荷物の吊り上げや吊り下げ、着脱などに使用します。
特長
- 吊り上げ用のフックが付いています。
- ギヤードトロリーが付いており、前後の移動が可能です。
用途
- 工場での金型の交換作業、部品の着脱、重いフタの着脱などに使用されています。
- 旋盤などのワークの吊り下げに多く使われます。
首振り機構付タイプ
特長
- 首振り機構があり、位置合わせが可能です。
ここポイント!
- 吊り上げる荷物や金型などの重量(kg)を確認してください。
- 走行の手動・電動(バッテリー式)を確認してください。
- 下図のA寸法(mm)と車輪の径を確認してください。
- 吊り上げる荷の高さを確認してください。
ココミテvol.2より参考