電動油圧式パンチャー
穴あけに使用する工具です。
特長
- 溝形鋼(チャンネル)・山形鋼(アングル)・平鋼(フラットバー)の穴あけに使用する工具です。
- 小型電動油圧ポンプにより、高出力で鋼材を穴あけします。
- 複動オートリターン機構搭載により、ピストンの下降、上昇のどちらにも油圧を使用し、パンチャーと材料をスムーズに引き放す画期的な機構で作業効率を高めます。
- センター付ワーク受けを使用することにより、加工する穴の中心が誰にでも簡単に確認できます。
主なパンチャー用替刃
電動油圧式パンチャー(省スペース加工可能型)
特長
- モーター部が折れ曲がり、狭い所での作業を可能にしたバリアフリータイプのポートパンチャーです。
豆知識 メンテナンス方法 |
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穴あけ作業を行ったあとは抜きカスを必ず取り除いてください。(そのまま使用すると刃物が破損するおそれがあります。) |
電動油圧式パンチャー(ノッチングタイプ)
従来φ20以上の穴あけはホールソーを用いていました。ホールソーは切り粉を飛散させ、時間もかかっていました。また仕上り面もバリが発生し、ヤスリで修正する必要がありました。
ノッチングパンチは刃物で抜くので切り粉が出ません。また仕上げ面も良好で、短時間で行うことが可能です。
特長
- 配電盤など板金物のケガキ(穴の修正)、穴あけを行う工具です。
- ケガキ機能は、ピッチングパンチの電動タイプです。
ケガキ穴とパンチ穴の種類
ケガキと穴あけ兼用機です。
電動油圧式パンチャー(フリータイプ)
穴あけ専用です。
特長
- フリーパンチは刃物で穴を抜くので、切り粉が発生せず仕上げ面も良好です。(手直しがいりません)時間も短時間で行うことができます。
穴あけの手順
①本機に大軸をセットします
②大軸にメス刃をセットします
③大軸より2㎜ほど大きく下穴をあけたワークをメス刃の上にセットします
穴をあけるにはφ11(φ12が最適)の下穴が必要なので注意してください
④最後にオス刃をセットします
⑤穴あけ開始
⑥穴あけ完了
ここポイント! |
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・最大加工板厚(mm)を確認してください。板の厚みによって取り付ける刃物を確認してください。 |
ココミテvol.2より参考