ばねのばね特性は、ばね用材料とその熱処理と成形加工(熱間成形法、冷間成形法)で造りこまれます。
(1)熱間成形と冷間成形
■熱間成形
ばねの形状に成形した後に、ばねとして必要な強度を得る目的で、焼入れ・焼戻しの処理を行う成形法
■冷間成形
焼入れ・焼戻しあるいは伸ばす線加工などで、必要な強度が得られた材料を成形する工法
(2)ばね用材料
代表的なばね用材料と用途は次表です。
【表1】代表的な金属性ばね材
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【表2】プラスチックばねの特徴
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プラスチックばねは、【表2】の特徴より、チューブや電線などの固定用フックなどに使用されます。