「ばね」の種類を形状で分類すると、次のようになります。

【表1】形状で分類したばねの種類

ばねの種類
(形状で分類)
概説 図番号
a)コイルばね
・ 最も普及しているばね
・ 製作が容易で効率的、安価など
・ 圧縮・引張り・ねじりなどのばね機能を持つ
b)渦巻きばね
・ ぜんまいに代表される形状で、ばねの弾性変形で回転力を与える機能など
c)皿ばね
・ 中心に穴のある円板を円錐状に加工した皿形ばねで、小容積で定荷重反力を要する部分などに使用される
d)ファスナばね
・ 締結に使用される色々な形状をしたばね
・ ばね座金、E形止め輪、スプリングピンなど
e)重ね板ばね
・ 重量物の懸架装置(車両用など)に多く使用される
f)薄板ばね
・ 薄い平板をばね機能の形状にして使用するもの
・ 接点、クランプ類、配管継ぎ手部の締付部品など
g)トーションバー
・ 棒のねじり変形をばね作用に利用するもの
・ スタビライザとして自動車で使用される
・ 竹の子状のコイルばねで衝撃緩衝などに使用される
ばねの種類
(形状で分類)
概説 図番号

 形状による分類以外では、下記が挙げられます。

・ 使用材料による分類(金属、非金属など)
・ ばねに加わる力の方向による分類(引張り、圧縮、ねじり力など)
・ 用途による分類(荷重の代用、衝撃緩和、振動緩和、力の蓄積など)
・ 使用環境による分類