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製造現場のためのアクチュエータ選定情報

配線方法

リニアモータアクチュエータおよびドライバの配線方法と周辺部品についての説明です。

EtherCAT 配線接続図

以下の機器名称をクリックすると各機器の選定の考え方や参考型番に移動します。

配線用遮断器(MCCB)

過電流保護装置として必ず設置する。
電源容量に見合った配線用遮断器
(サーキットプレーカ)を設置。

ノイズフィルタ(NF)

電源ラインからの外部ノイズを防ぎ、
ドライバからのノイズの影響を低減する。

電磁接触器(MC)

ドライバの主電源をON/OFFする。
電磁接触器でのモータ起動/停止操作は
絶対に行わないでください。

外部回生抵抗器(R)

選定ソフトで導き出された型番であれば、
ドライバの内蔵回生抵抗で対応できます。

動力出力端子(X2)

リニアモーターへ動力を出力します。
出力端子はU、V、W、PEとなります。

BR1,ER2

リニアアクチェータでは使用しません。

アナログ出力/エンコーダZ相分周出力端子(CN8)

アナログ出力
リニアモーターの状態を電圧などのアナログ信号で
外部に出力します。
エンコーダZ相分周出力
エンコーダの基準パルス(Z相)を、
分周して外部へ出力します。

ガントリ通信端子(CN5)

2軸門型構造(ガントリ)の同期制御が可能です。

PC接続

ドライバとPCをUSB-Type-Cケーブルで接続し、
専用ソフトを使ってドライバの設定を行います。

STO安全機能端子(CN6)

ISO 13849-1に基づくSTO
(Safe Torque Off)安全停止機能です。
STOを使用しない場合は、付属プラグを
挿入したままの状態にしてください。

EtherCAT通信端子(CN3,CN4)

上位機と複数のドライバをデイジーチェーンで
接続できます。

制御信号端子(CN1)

リミットセンサ入力や外部機器への
I/O接続用端子です。

エンコーダ端子(CN7)

リニアエンコーダ用の接続端子です。

ホール端子(CN2)

リニアのエンコーダでは使用しません。

配線材(X1)

推奨の電線サイズをご使用下さい。
※単相の場合はL3は接続しません。

ポジショナ・パルス 配線接続図

以下の機器名称をクリックすると各機器の選定の考え方や参考型番に移動します。

配線用遮断器(MCCB)

過電流保護装置として必ず設置する。
電源容量に見合った配線用遮断器
(サーキットプレーカ)を設置。

ノイズフィルタ(NF)

電源ラインからの外部ノイズを防ぎ、
ドライバからのノイズの影響を低減する。

電磁接触器(MC)

ドライバの主電源をON/OFFする。
電磁接触器でのモータ起動/停止操作は
絶対に行わないでください。

外部回生抵抗器(R)

選定ソフトで導き出された型番であれば、
ドライバの内蔵回生抵抗で対応できます。

動力出力端子(X2)

リニアモーターへ動力を出力します。
出力端子はU、V、W、PEとなります。

BR1,ER2

リニアアクチェータでは使用しません。

RS485ガントリ通信端子(CN3,CN4)

RS485
上位機器からRS485通信でパラメータの読み書きを行います。
ガントリ通信
2軸門型構造(ガントリ)の同期制御が可能です。

PC接続

ドライバとPCをUSB-Type-Cケーブルで接続し、
専用ソフトを使ってドライバの設定を行います。

STO安全機能端子(CN6)

ISO 13849-1に基づくSTO
(Safe Torque Off)安全停止機能です。
STOを使用しない場合は、付属プラグを
挿入したままの状態にしてください。

制御信号端子(CN1)

リミットセンサ入力や外部機器への
I/O接続用端子です。

エンコーダ端子(CN7)

リニアエンコーダ用の接続端子です。

ホール端子(CN2)

リニアのエンコーダでは使用しません。

配線材(X1)

推奨の電線サイズをご使用下さい。
※単相の場合はL3は接続しません。

配線用遮断器(サーキットブレーカ)

選定の考え方

配線用遮断器は、リニアモータアクチュエータの動作時に流れる運転電流や、アクチュエータの定格電流に対して、
1.2倍~1.4倍程度を目安に選定するのが一般的です。
ただし、これは突入電流や負荷変動を考慮した参考値であり、実際の選定は機器の仕様や使用条件に応じてご判断ください。

参考型番  ※下表の型番は参考例です。実際の選定はお客さまご自身でご判断ください。

(表1)

極数・電圧(V) ドライバ 参考 サーキットブレーカ
型式 定格入力電流(A) メーカ名 定格電流(A) 型番

単相200V

ME30 4.3 三菱電機 7 CP30-BA 2P 1-M 7A
ME60 8.6 三菱電機 15 CP30-BA 2P 1-M 15A

三相200V

ME30 2.5 三菱電機 5 CP30-BA 3P 1-M 5A
ME60 4.8 三菱電機 7 CP30-BA 3P 1-M 7A

ノイズフィルタ

選定の考え方

ノイズフィルタは、リニアモータアクチュエータの動作時に流れる運転電流や、アクチュエータの定格電流に対して、
1.2~1.4倍程度を目安に選定するのが一般的です。
ただし、これは起動時の電流上昇や環境温度、フィルタの経年劣化などを考慮した参考値であり、
実際の選定は機器の仕様や使用条件に応じてご判断ください。

参考型番  ※下表の型番は参考例です。実際の選定はお客さまご自身でご判断ください。

(表2)

極数・電圧(V) ドライバ 参考 ノイズフィルタ
型式 定格入力電流(A) メーカ名 定格電流(A) 対応周波数帯 ※1
150kHz~30MHzで
20dB以上の減衰
型番

単相200V

ME30 4.3 コーセル 6 NBH-06-432-D
ME60 8.6 コーセル 16 NBH-16-432-D

三相200V

ME30 2.5 コーセル 6 JAC-06-683
ME60 4.8 コーセル 10 JAC-10-683

※1 EMC規格の伝導エミッション試験範囲に対応した、フィルタ選定の目安となる性能値です。表の〇印はその減衰を期待できる特性になります。

電磁接触器

選定の考え方

電磁接触器は、リニアモータアクチュエータの動作時に流れる運転電流や、アクチュエータの定格電流に対して、1.2~1.4倍程度を
目安に選定するのが一般的です。
ただし、この目安は運転状況や負荷の種類(誘導負荷・抵抗負荷など)、開閉頻度などを考慮した参考値であり、
実際の選定は機器の仕様や使用条件に応じてご判断ください。

参考型番  ※下表の型番は参考例です。実際の選定はお客さまご自身でご判断ください。

(表3)

極数・電圧(V) ドライバ 参考 電磁開閉器
型式 定格入力電流(A) メーカ名 定格使用電流(A) ※2 コイル電圧(V) 型番

単相200V

ME30 4.3 三菱電機 6 DC24V SD-Q11 DC24V 1A
ME60 8.6 三菱電機 13 DC24V SD-T12 DC24V

三相200V

ME30 2.5 三菱電機 12 DC24V SD-Q11 DC24V 1A
ME60 4.8 三菱電機 12 DC24V SD-Q11 DC24V 1A

※ 補助接点の仕様は、お客さまのご使用条件に合わせてご選定ください。
※2 定格使用電流は、使用区分AC-3等級の200~200Vの値になります。

外部回生抵抗器

選定の考え方

選定ツールで導き出された型番であれば、ドライバ内蔵の回生抵抗器で対応できますので、外部回生抵抗器の追加は必要ありません。
外部回生抵抗器を追加する場合は、お客さま側でご用意ください。組み合わせは下表を参考にしてください。

回生抵抗器仕様表

(表4)

型式 内蔵抵抗
(Ω)
内蔵抵抗電力
(W)
最小許容抵抗
(Ω)
推奨最小電力
(W)
ME30 100 50 (5) 50 50
ME60 50 75 40 50

外部回生抵抗器を追加するかどうかの判断方法

必要回生電力と内部抵抗電力とを比較して判断します。手順と計算例は以下になります。

【手順】

  • 運動エネルギ(E1)を算出します。
  • 1サイクルの時間(T)を算出します。
  • 必要回生電力(Pr)を算出します。
  • 必要回生電力(Pr)と内蔵抵抗電力(表4)を比較します。
      必要回生電力(Pr)が大きい場合は、外部回生抵抗器が必要です。
      必要回生電力(Pr)が小さい場合は、外部回生抵抗器は不要です。

【計算例】

運動エネルギ(E1)の算出

E1 = mv2

E1:運動エネルギ(J)
m:質量(kg)・・・・ 50kg
v:最大速度(m/s)・・2m/s

計算例

× 50 × 202 = 100 J (1)

1サイクルの時間(T)を算出

1サイクル=T1+T2+T3

T1: 加速時間(S)・・1S
T2: 等速時間(S)・・1S
T3: 減速時間(S)・・1S

計算例

1+1+1=3 S(3)

必要回生電力(Pr)を算出

Pr = (E1-Ec) T×0.5

E1: 運動エネルギ(J)・・・・・・・・100 J (1)
Ec: 内蔵回生抵抗最大エネルギ(J)・・13.47 J (2)
T: 1サイクル時間(S)・・・・・・・・3 S(3)

Ec 値

(表5)

型式 内蔵回生抵抗最大エネルギ(J)
ME30 13.47 (2)
ME60 22.85

計算例

(100-13.47) 3×0.5 ≒ 58 W (4)

※コイル抵抗の損失などは0と仮定。

必要回生電力(Pr)と内蔵抵抗電力(表4)とを比較

58W (4)> 50W(5)なので、外部回生抵抗器の追加が必要です。

※外部回生抵抗器の選定については、負荷特性などを確認のうえ、メーカーに確認してください。参考(こちら

制御信号端子(CN1)

コネクタとケーブルの接続

付属のコネクタを使用し、電線は半田付けで接続してください。推奨電線サイズは下表を参照ください。
コネクタ付きケーブルも下表を参考にしてください。

(表6)

ドライバタイプ 電線サイズ
(mm²/AWG)
電線型番
(参考)
圧着端子型番
(参考)
ピン数 コネクタ付きケーブル
(参考)
ME
(EtherCAT)
0.2/AWG24
~0.12/AWG26
UL1007-24AWG-BE-10 R0.3-3 26
MA
(ポジショナ・パルス)
0.2/AWG24
~0.12/AWG26
UL1007-24AWG-BE-10 R0.3-3 50

制御信号のピンアサイン

詳細は取扱説明書の「制御信号ポートCN1信号の説明]を参照ください。

EtherCATタイプ(26ピン)

制御信号ポート:CN1 信号の説明

(表7)

端子 図示
(プラグ半田側)
ピン
番号
ピン
定義
信号 機能説明
(デフォルト機能)
CN1 6 DI-COM 入力 共通入力端子
5 DI1 設定なし 汎用入力1
7 DI2 POT 正方向リミット入力(POT)
8 DI3 NOT 負方向リミット入力(NOT)
9 DI4 HOME-SWITCH 原点センサ入力(HOME-SWITCH)
10 DI5 設定なし 汎用入力5
11 DI6 設定なし 汎用入力6
12 DI7 設定なし 汎用入力7
13 DI8 設定なし 汎用入力8
1 DO1+ BRK-OFF+ 外部ブレーキ解除
信号(BRK-OFF)
2 DO1- BRK-OFF-
25 DO2+ S-RDY+ サーボ準備完了
信号出力(SRDY)
26 DO2- S-RDY-
3 DO3+ ALM+ アラーム出力
(ALARM)
4 DO3- ALM-
17 A+ 差動出力 分周出力フェーズ
A相
18 A- 差動出力
20 B+ 差動出力 分周出力フェーズ
B相
19 B- 差動出力
21 Z+ 差動出力 分周出力フェーズ
Z相
22 Z- 差動出力
16 GND GND GND
14 Al1- アナログ
入力1-
アナログ入力1
15 Al1+ アナログ
入力1+
23 Al2+ アナログ
入力2+
アナログ入力2
24 Al2- アナログ
入力2-
ハウジング - FG フレーム接地

(表8)

入力IO(DI)
[0]無効
[1]正方向リミット入力(POT)
[2]負方向リミット入力(NOT)
[4]アラームクリア(A-CLR)
[14]強制アラーム入力(E-STOP)
[16]原点センサ入力
(HOME-SWITCH)
[1B]磁極検出有効入力(IPD-EN)
[41]圧力サーボ 初期位置復帰
[4A]速度指令符号入力2(VC-SIGN2)
[4B]比例速度制御 有効
[4C]比例速度制御1
[4D]比例速度制御2
[4E]比例速度制御3
[4F]比例速度制御4
[56]ガントリトルクアライメント
[57]ガントリDIアライメント有効
[58]ガントリDIアライメントクリア
[59]ガントリ同期有効

(表9)

出力IO(DO)
[0]無効
[1]アラーム出力(ALARM)
[2]サーボレディ出力(SRDY)
[3]外部ブレーキ解除信号
(BRK-OFF)
[4]位置決め完了(INP)
[5]速度到達出力(AT-SPEED)
[6]トルク制限中出力(TLC)
[7]ゼロ速度クランプ検出出力(ZSP)
[8]速度一致出力(V-COIN)
[B]位置指令有無出力(P-CMD)
[D]速度制限中出力(V-LIMIT)
[F]速度指令有無出力(V-CMD)
[12]サーボオン状態(SRV-ST)
[14]位置比較出力(CMP-OUT)
[22]原点復帰完了(HOME-OK)
[2B]磁極検出成功
[2E]Z相出力
[33]ガントリアライメント

※DIとDOは上記の項目から必要な機能を選択します。
 EDriveのIO設定画面で選択します。

ポジショナ・パルスタイプ(50ピン)

制御信号ポート:CN1 信号の説明

(表10)

端子 図示
(プラグ半田側)
ピン
番号
ピン
定義
信号 機能説明
(デフォルト機能)
CN1 1 PUL+24 パルス指令入力 低速パルス方向指令入力モード:
Pool+および Pool -: 5V 差動入力(500KHz)
Pool+および Pool -: 5V 差動入力(500KHz)
Dir+および Dir -: 5V差動入力(500KHz)
Pool+24および Pool -: 24Vシングルエンド入力
(200KHz)
Dir+24および Dir -: 24V シングルエンド入力(200KHz)
3 PUL+ パルス指令入力
4 PUL- パルス指令入力
2 DIR+24 方向指令入力
5 DIR+ 方向指令入力
6 DIR- 方向指令入力
44 PULSH+ 高速パルス指令入力 4MHz高速パルス指令入力、5V差動入力
45 PULSH- 高速パルス指令入力
46 SIGNH+ 高速方向指令入力 4MHz高速方向指令入力、5V差動入力
47 SIGNH- 高速方向指令入力
13 GND GND GND
7 DI-COM 入力 共通入力端子
8 DI1 NOT 負方向リミット入力(NOT)
9 DI2 POT 正方向リミット入力(POT)
26 DI3 設定なし 設定なし
27 DI4 GAIN ゲイン切替入力(GAIN)
28 DI5 DIV1 指令周波数分周/通倍切替入力1(DIV1)
29 DI6 SRV-ON サーボオン(SRV-ON)
30 DI7 CL 偏差カウンタクリア入力(CL)
31 DI8 A-CLR アラームクリア(A-CLR)
32 DI9 C-MODE 制御モード切替入力(C-MODE)
33 DI10 INH 指令パルス禁止入力(INH)
11 DO1+ BRK-OFF+ 外部ブレーキ解除信号(BRK-OFF)
10 DO1- BRK-OFF-
35 DO2+ SRDY+ サーボ準備完了出力(SRDY)
34 DO2- SRDY-
37 DO3+ ALM+ アラーム出力(ALARM)
36 DO3- ALM-
39 DO4+ INP1+ 位置決め完了(INP)
38 DO4- INP1-
41 DOCOM 出力 共通出力端子(最大電流50mA、最大電圧30V)
12 DO5 ZSP ゼロ速度クランプ検出出力(ZSP)
40 DO6 TLC トルク制限中出力(TLC)
14 アナログ入力1 Al1 正方向の速度指令または制限速度入力(0~±10V)
15 GND GND GND
16 アナログ入力2 Al2 -
17 GND GND GND
18 アナログ入力3 Al3 トルク指令/負のトルク制限入力(-10~0V)
42 AO1 IM アナログモニタ出力1(設定可能なモニタ信号)
43 AO2 SP アナログモニタ出力2(設定可能なモニタ信号)
21 A+ 差動出力 エンコーダ分周出力A相
22 A- 差動出力
48 B+ 差動出力 エンコーダ分周出力B相
49 B- 差動出力
23 Z+ 差動出力 エンコーダ分周出力Z相
24 Z- 差動出力
25 GND GND GND
19 OCZ Z相出力 Z相出力(オープンコレクタ)
20 GND GND GND
50 FGシールド設置 FG -

(表11)

入力IO(DI)
[0]無効
[1]正方向リミット入力(POT)
[2]負方向リミット入力(NOT)
[3]サーボオン(SRV-ON)
[4]アラームクリア(A-CLR)
[5]制御モード切替入力(C-MODE)
[6]ゲイン切替入力(GAIN)
[7]偏差カウンタクリア入力(CL)
[8]指令パルス禁止入力(INH)
[9]トルク制限切替入力(TL-SEL)
[C]指令周波数分周/通倍切替入力1(DIV1)
[E]内部速度指令選択入力1(INTSPD1)
[F]内部速度指令選択入力2(INTSPD2)
[10]内部速度指令選択入力3(INTSPD3)
[11]ゼロ速度クランプ入力(ZEROSPD)
[12]速度指令符号入力(VC-SIGN)
[13]トルク指令符号入力(TC-SIGN)
[14]強制アラーム入力(E-STOP)
[1B]磁極検出有効入力(IPD-EN)
[20]パストリガ(PR専用)(CTRG)
[21]原点復帰トリガ(PR専用)(HOME)
[22]非常停止入力(PR専用)(STP)
[23]正方向ジョグ(PR専用)(PJOG)
[24]負方向ジョグ(PR専用)(NJOG)
[25]正方向リミット(PR専用)(PL)
[26]負方向リミット(PR専用)(NL)
[27]原点入力(PR専用)(ORG)
[28]パス0選択(PR専用)(ADDO)
[29]パス1選択(PR専用)(ADD1)
[2A]パス2選択(PR専用)(ADD2)
[2B]パス3選択(PR専用)(ADD3)
[4A]速度指令符号入力2(VC-SIGN2)
[4B]比例速度制御 有効
[4C]比例速度制御1
[4D]比例速度制御2
[4E]比例速度制御3
[4F]比例速度制御4
[56]ガントリトルクアライメント
[57]ガントリDIアライメント有効
[58]ガントリDIアライメントクリア
[59]ガントリ同期有効

(表12)

出力IO(DO)
[0]無効
[1]アラーム出力(ALARM)
[2]サーボ準備完了出力(SRDY)
[3]外部ブレーキ解除信号(BRK-OFF)
[4]位置決め完了(INP)
[5]速度到達出力(AT-SPEED)
[6]トルク制限中出力(TLC)
[7]ゼロ速度クランプ検出出力(ZSP)
[8]速度一致出力(V-COIN)
[B]位置指令有無出力(P-CMD)
[D]速度制限中出力(V-LIMIT)
[F]速度指令有無出力(V-CMD)
[12]サーボオン状態(SRV-ST)
[14]位置比較出力(CMP-OUT)
[15]正方向リミット有効出力(POT-OUT)
[16]負方向リミット有効出力(NOT-OUT)
[20]指令完了(CMD-OK)
[21]パス完了(PROK)
[22]原点復帰完了(HOME-OK)
[23]SDO
[24]SD1
[25]SD2
[26]SD3
[27]SD4
[28]SD5
[29]SD6
[2A]PRアラーム
[2B]磁極検出成功
[2E]Z相出力
[33]ガントリアライメント

※DIとDOは上記の項目から必要な機能を選択します。
 EDriveのIO設定画面で選択します。

STO安全機能端子(CN6)

STO(Safe Torque Off)の安全停止機能について

モータのトルク供給のみを安全かつ確実に遮断し、自己診断やフェイルセーフ設計に対応しているため、誤動作や制御系の故障時にも高い安全性を確保できます。
- 設備全体を停止することなく、必要な部分だけの安全停止が可能です。
- ISO 13849-1 に基づく「安全Category 3」に適合しています。
- システム全体の安全認証取得(CEなど)にも有利です。

※STOの詳細は取扱説明書の「CN6-STOセーフティトルクオフ機能端子」を参照ください。

STO用のコネクタとケーブルは以下のなります。

(表13)

品名 型番

コネクタ

2013595-1

STOケーブル
コネクタ付

E-MSTO-2

アナログ出力/エンコーダZ相分周出力端子(CN8)

アナログ出力 (ピン番号1~4)

リニアモータアクチュエータの状態を、電圧のアナログ信号として外部へ出力します。
計測機器などに接続することで、動作状態をリアルタイムに監視することが可能です。

エンコーダZ相分周出力 (ピン番号5,6)

この出力はインクリメンタル方式専用の機能です(アブソリュート方式にはZ相はありません)。
本リニアアクチュエータのZ相の間隔は20mmです。外部のI/OなどにZ相を出力したい場合に使用します。
出力方式はオープンコレクタです。差動出力方式を使用したい場合は、CN1のピン番号21,22をご使用ください。

※CN8の詳細は、取扱説明書「CN8-アナログ/分周器出力端子」を参照ください

CN8の接続は、付属のコネクタとピンをご使用いただけます。

ガントリ通信端子(EtherCAT:CN5)(ポジショナ・パルス:CN3,4)

ガントリ同期制御

ガントリ同期制御を用いることで、マスタ軸とスレーブ軸の2軸を同時に駆動し、両軸の動きを高精度に同期させながら、
高速かつ安定した直線移動を実現できます。スレーブ軸は常にマスタ軸の動作に合わせて制御されるため、
門型(ガントリ)の構成機械において左右のずれやねじれを防ぎ、ワークの正確な搬送や加工が可能となります。
接続はLANケーブルを使用します。この機能は「EtherCAT」、「ポジショナ・パルス」のどちらのドライバでも使用可能です。
※詳細はクイックスタートガイド(こちら)の「ガントリ制御」を参照ください。

ポジショナ・パルスの場合、CN3とCN4のどちらを接続しても使用することが可能です。

※Y1がマスター軸、Y2がスレーブ軸です。
上位コントローラとの接続はY1のみ必要で、Y2には不要です。
ガントリー通信接続は以下になります。
・EtherCAT:CN5
・ポジショナ・パルス:CN3またはCN4
LANケーブルはカテゴリ6以上をご使用ください。

RS485端子(ポジショナ・パルス:CN3,4)

RS485

上位機からRS485通信(MONOBUS RTUプロトコル)を利用して、ドライバの各種パラメータを読み書きすることができます。
なお、この機能は「ポジショナ・パルス」タイプのドライバでのみご利用いただけます。

以下の接続方式を用いることで、1台または複数台のドライバとホスト(上位コントローラ)との通信が可能です。

※詳細は取扱説明書(こちら)の「CN3,4 通信端子接続」を参照ください。

PC接続

接続について

ドライバとPCはUSB-Type-Cケーブルで接続し、ミスミドライバ設定ツール「EDrive」を使ってドライバの各種設定を行います。
この際、USB-Type-Cケーブルには充電専用タイプではなく、データ通信が可能なタイプをご使用ください。

ドライバツール「EDrive」

「EDrive」は、⇒こちらからダウンロードできます。
制御電源を入れずに、USB-Type-CケーブルでPCとドライバを接続し、「EDrive」を使ってドライバのパラメータ設定を変更することが
可能です。
パラメータ設定の詳しい手順については、クイックスタートガイド(こちら)の「ドライバのパラメータ設定」をご参照ください。

動力出力端子(X2)

この端子からリニアモーターへ動力を供給します。出力端子はU、V、WおよびPE(接地)になります。

動力ケーブル仕様

動力ケーブルはコネクタ付きでリニアモータアクチュエータのメンテ品として販売しています。⇒こちら
長さは1m、3m、5m、8m、10mの中から選択できます。

お客さま側で動力ケーブルを製作される場合は、以下を参考にしてください。

No. 品名 メーカ 型番
コネクタ モレックス 50-84-2040
端子 モレックス 63080-PT
ケーブル(耐屈曲) ミスミ NA3UCRSB-16-4-1(参考)
棒端子 ミスミ MTRE0.75-8GY (参考)
圧着端子 ミスミ F1.25-3.5 (参考)

エンコーダ端子(CN7)

この端子は、リニアエンコーダを接続するための専用端子です。リニアエンコーダからの信号を受け取り、制御装置へ正確な位置情報を伝達します。

エンコーダケーブル仕様

エンコーダケーブルはコネクタ付きでリニアモータアクチュエータのメンテ品として販売しています。⇒こちら
長さは1m、3m、5m、8m、10mの中から選択できます。
インクリメンタルおよびアブソリュートとも同じケーブルです。

お客さま側でエンコーダケーブルを製作される場合は、以下を参考にしてください。

No. 品名 メーカ 型番および仕様
コネクタ(モータ側) - D-sub9ピン
端ケーブル(耐屈曲)子 ミスミ NA2464SWSB-E-1
コネクタ(ドライバ側) ミスミ MR-J3CN2

結線PIN記号

本体
記号 PIN
A+ 4
A- 8
B+ 3
B- 7
Z+ 2
Z- 6
5V 5
GND 9
シールド シェル

-

-

-

-

-

-

-

-

-

(表16)

ミスミドライバ側
記号 PIN
A+ 3
A- 4
B+ 5
B- 6
Z+ 7
Z- 8
5V 1
GND 2
シールド シェル

EtherCAT端子(CN3,CN4)

ドライバにはEtherCAT通信用の端子RJ45(CN3、CN4)が搭載されており、これらの端子を使って複数のドライバをデイジーチェーン接続することができます。これにより、上位機から複数のドライバを効率的に制御できます。
LANケーブルは、カテゴリ6以上を使用してください。

推奨LANケーブル型番

(表17)

ME(EtherCAT)
CN3,4,5
MA(パルス・ポジショナ)
※ガントリ機能、RS485通信使用時
LANケーブル
カテゴリ
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型番(参考)
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型番(参考)
6以上 NWMC6A-STP-BL-** 6以上 NWMC6A-STP-BL-**

デイジーチェーン接続方法

※接続できるドライバの台数は上位の位置決めユニットなどによります。



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配線材

ドライバに接続するX1主回路端子の推奨電線サイズについては、下表を参照ください。

推奨電線サイズ

(表18)

ドライバ型式 電線サイズ(mm² / AWG)
X1(主回路端子)
L1C,L2C L1,L2,L3 P+,B2
ME30/MA30 1.3 / AWG16 2.1/ AWG14
ME60/MA60 1.3 / AWG16 2.1/ AWG14

参考型番

※下表の型番は参考例です。実際の選定はお客さまご自身でご判断ください。

(表19)

電線サイズ 電線型番 多芯
(参考)
圧着端子型番(参考)
棒端子
1.3 / AWG16 VCTF-4-1.25SQ-**(4芯) MTRE1.5-8BK
1.3 / AWG16 VCTF-2-2SQ-**(2芯) FVTUB-2