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江崎工業株式会社 栃木工場

間接材の「発注する手間」と「切らす不安」を解消。
予期せぬ事態でも「現場が止まらない」安心感。

企業プロフィール

江崎工業株式会社
・社名:
江崎工業株式会社
・創業:
1948年
・業種:
自動車部品製造業
・事業内容:
自動車・産業用エンジンパイプ製品の成形・曲げ・溶接などを一貫生産
・従業員数:
約260名(派遣社員 約70名弱)
・会社HP:

自動車・産業用エンジンパイプ製品の成形・曲げ・溶接などを一貫生産してきた江崎工業株式会社。栃木工場は、メイン顧客であるいすゞ自動車 栃木工場様のすぐ近くの工業団地に立地し、多品種小ロットの受注生産を強みとしている。
 
同工場では、手袋やテープ、ウエス、ストレッチフィルムなど、日々の製造ラインに欠かせない間接材を数多く使用している。いずれも直接材のように計画的な発注には乗せづらく、現場の目視確認とFAXでの都度発注に頼る運用が長年続いていた。こうした管理を見直す中で導入されたのが、ミスミの間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」だ。
 
今回、同工場の管理グループの三木さま、大豆生田さま、製造部の鳥羽さまに、導入前の課題や導入後の変化、予期せぬ事態においてMISUMI floowが支えとなった経験についてお話を伺った。

江崎工業株式会社 栃木工場

<導入前の課題>

直接材は自動発注、間接材は人手頼み。そのギャップが生んだ日々の負担

栃木工場では、直接材は生産管理システムで一元管理される一方、手袋・ウエス・テープといった間接材は、現場の目視確認とFAXによる都度発注に頼っていた。

三木さま:

直接材(製品を作るための主要な部材)については、生産管理システムで一元管理されています。在庫が発注点を下回ると、生産計画とリードタイムに応じてマスターから自動的に発注がかかる仕組みになっているため、よっぽどでない限り不足することはありません。
 
一方で、手袋・ウエス・テープ・オイルペーパーといった間接材は、用途や使用量がはっきりしないものが多く、直接材のような計画的な発注には乗せられません。そのため、直接材とは別の管理――つまり現場の目視確認と都度の注文書発行という、手間のかかる運用に頼らざるを得ませんでした。

鳥羽さま:

現場は3つのラインに分かれていて、そのライン長から都度、注文依頼が入ります。事務スタッフとして注文書を発行し、上司の承認印をもらい、発注部署である総務まで持っていくという一連の作業を、毎日のように行っていました。
 
スムーズにいけば一連の作業は10分もかからないのですが、注文書がスムーズに流れるかは担当者の状況次第でした。朝一番であればすぐに動けますが、承認印をもらう工程がもう一つ入るため、時間帯によっては次の日にずれ込むこともありました。事務所と承認者のいる建屋が離れていたこともあり、承認をもらうための移動だけでも結構な手間で、状況によっては半日仕事になってしまうこともありました。
 
こうした日々の積み重ねに加えて、他の現場を回っている間に依頼内容を忘れてしまう「うっかりミス」につながることもありました。

大豆生田さま:

間接材については、サプライヤーさんとの窓口を私が一人で担っています。各部署で使用するものの注文書はすべて私のところに集まってくる仕組みで、各生産部署(6〜7部署)から、ほぼ毎日のように注文書が流れてきていました。注文書自体はFAXするだけなのですが、入荷後の納品書処理、検収時の付け合わせ確認など、件数が多く、それなりに時間がかかっていました。

<導入の決め手>

出庫明細の可視化と、工数まで見通した試算が導入の決め手に

導入の決め手となったのは、単なる自販機の便利さではなく、出庫登録者ごとの明細や月次の利用明細が可視化されること、そして在庫管理そのものをミスミ側に任せられる安心感だった。

三木さま:

最初にこの説明を聞いた時、正直「手袋だけでどうなのかな」という印象はありました。金額の提示もいただきましたが、私たちの工数(人件費)分まで含めて試算していただいたところ、トータルではむしろ良くなるという結果になりました。実際に導入してからも、その感覚どおりでした。
 
上司の反応も「業務が楽になるならいいと思う」という好意的なもので、実際に現地まで見に来てくれた方もいました。導入にあたって大きな抵抗感はありませんでした。

大豆生田さま:

出庫登録者ごとの出庫明細や、月次の利用明細が出るという点は、大きな決め手になりました。在庫についてはミスミさんに補充をお任せでき、出庫した分のみが請求される仕組みだと聞いて、在庫切れの不安も、逆に在庫を多く持ちすぎるリスクも避けられると考えました。
 
直接材ではないものの、安全面や品質面から手袋系は重要な間接材と認識していたので、その管理を気にしなくてよくなるという点は、導入前から大きな魅力に感じていました。

鳥羽さま:

以前は、管理者がいないと在庫を出せない場面がありました。夜勤の時間帯など管理者が不在のタイミングで在庫がなくなると、他のラインに借りに行くなど困ることもあったので、ライン長自身が自分の判断で必要な時に取りに行けるようになる、という点もメリットの1つでした。

江崎工業株式会社 栃木工場 管理本部 栃木管理グループ グループリーダー 三木 正則 さま

江崎工業株式会社 栃木工場 管理本部 栃木管理グループ グループリーダー 三木 正則 さま

<導入効果・社内の反応>

中東情勢下でも実感した、お金や時間では測れない「供給が止まらない」安心感

導入後に実感したのは、工数削減だけではなかった。中東情勢が不安定になった際にも、専任担当者に相談でき、必要な在庫を確保できたことで、「在庫が切れることはない」という安心感を得られたという。数字では測れない「供給が止まらない価値」が、導入後の大きな効果となった。

大豆生田さま:

中東情勢があった際、事前に在庫補充は問題ないと聞いていたこともありますが、実際に手配業務に手間がかからず、手袋が通常通り在庫としてあったことが、本当に安心でした。
 
手袋以外にも、テープやパーツクリーナーなど、他の仕入先では価格の高騰や入庫の遅れが頻発していて、毎日のように仕入先へ確認や調整の連絡を入れていました。パーツクリーナーは特に深刻で、ホームセンターやネット通販でも品薄状態でしたが、ミスミの専任担当者に相談したところ「1ケース確保しました」と手配してくれて、本当に救われました。おかげで工場を止めることなく、通常どおり稼働を続けられました。

三木さま:

テープなども、正直「たかがテープ」なのですが、いざ欠品すると現場は大騒ぎになります。「されどテープ」だと痛感しました。ストレッチフィルムについても、入荷状況が悪化した際に巻き数を減らして運用できないか現場で検討したことがありますが、最終的には安全を最優先に、通常どおりの巻き数に戻しました。情勢がどうであれ、お客さまの製品を守るための品質・安全基準は変えられない、という当たり前だけれど重い事実を改めて痛感させられました。
 
MISUMIのfloowを導入していたことで、単なる在庫管理の仕組みというよりも、いざという時のサポート体制が整っていたことが本当に助かりました。今振り返ってみても、「在庫管理が楽になった」こと以上に、今回のような情勢下でも供給が途切れることなく、「何かが起きても現場が止まらない」という安心感を得られたことに、時間やお金では測れない大きな価値を感じています。

江崎工業株式会社 栃木工場 製造部 製造1課 鳥羽 香織 さま

江崎工業株式会社 栃木工場 製造部 製造1課 鳥羽 香織 さま

<今後の展望>

社内のDX・カイゼン活動の一環として広げる、floowの活用

MISUMI floowの導入で、間接材の管理を効率化した同社。今後は、社内のDXやカイゼン活動を進めるとともに、社外のサービスも柔軟に取り入れ、さらなる改善を目指す。

大豆生田さま:

今回のMISUMI floow導入を通じて、ミスミさんが幅広い商品を取り扱っていることを改めて実感しました。今後は、自販機のサイネージ(操作画面)などを活用して新商品や関連商品を知る機会が増えれば、より便利になると感じています。

三木さま:

生産職場では、DX化を進めながら、さらなる業務効率の向上に取り組んでいます。現在は、生産職場では一人に一台タブレット端末を渡し生産指示、進捗に活用するなど、少しずつシステム化を進めています。搬送の自動化・省人化については、工場スペースの制約もあり今後の検討課題ですが、若手を中心とした社内のカイゼン活動を通じて、業務改善と次世代の人材育成にも力を入れています。
 
その一環として、MISUMI floowについても、現在利用している手袋だけでなく、テープやウエス、定期的に使用する部品など、対象とする間接材を広げることで、さらなる効率化につなげていきたいと思っています。

江崎工業株式会社 栃木工場 管理本部 栃木管理グループ グループリーダー 三木 正則 さま

江崎工業株式会社 栃木工場 管理本部 栃木管理グループ グループリーダー 三木 正則 さま

<インタビュー協力>

江崎工業株式会社 栃木工場
管理本部 栃木管理グループ グループリーダー
三木 正則 さま

江崎工業株式会社 栃木工場
管理本部 栃木管理グループ 総務課
大豆生田 聖美 さま

江崎工業株式会社 栃木工場
製造部 製造1課
鳥羽 香織 さま

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