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株式会社石井精工

「探す・待つ・滞る」からの解放
削減時間を創造に変える工具管理

企業プロフィール

株式会社石井精工
・社名
株式会社石井精工
・創業
1959年
・業種
金型製造業
・事業内容
ゴム成形用金型の設計・製造。自動車業界向けを中心に、医療関係、半導体関係、建築資材関係など幅広い業種の金型を手掛ける。
・従業員数
14人
・会社HP

東京の下町に工場を構え、創業67年を迎えるゴム成形用金型の設計・製造を手掛ける株式会社石井精工。工場内にはマシニングセンターや放電加工機など約20台の設備を備え、手掛ける金型の約7割は自動車業界向けであり、医療関係、半導体関係、建築資材関係など幅広い業種にも対応している。
近年は自社商品「ALMA(アルーマ)アロマピンズ」の開発にも取り組んでおり、自社商品開発を通じた技術向上や人材育成が、同社の強みである設計力・加工技術の向上にもつながっている。
 
そうした中で見直しの対象となったのが、日々の加工に使用する切削工具の管理だ。工具が不足するたびに発注担当者へ連絡が入り、その度に確認・手配をおこなう“都度対応”の運用が続いていた。手配が後回しになれば作業の中断につながり、想定外の工具が必要になった際には割高な緊急手配が発生することもあった。「MISUMI floow(フロー)」の導入によって、工具管理はどのように変わったのか。取締役 統括マネージャーの石井さま、発注業務を担当する設計部の久保田さま、現場を担当する製造部の相澤さまに話を伺った。

<導入前の課題>

在庫発注のために作業を中断、緊急時には時間ロスも

同社では、金型の設計・加工に使用する工具について、在庫が減ってきたら発注担当者へ連絡が入り、その都度確認・補充をおこなう運用をとっていた。工具は加工の種類によって使用する本数や規格が異なり、破損のタイミングも読みづらいため、必要な時に必要な工具がそろっているとは限らない。発注担当者はこうした状況に対応するため、都度の手配や予備の確保に多くの時間と手間を割いていた。

久保田さま:

工具の在庫がなくなると現場から連絡が来て、私が補充をしていたんですけど、今やっている作業を止めてしまったり、手配を後回しにして忘れてしまったり、実際使う時に工具が不足してしまうという課題がありました。
工具が不足しないように予備で1、2本少し多めに頼むことはよくありますが、工具が折れなかった場合、単純に在庫になってしまうので、どんどん予備在庫が増えていくということもありました。
想定していなかった工具であったり、急に必要になってしまった工具は、今までであれば次の日の入荷を待つか、他社製のちょっと割高な工具を手配する必要があり、緊急時の時間ロスが発生していました。

相澤さま:

弊社では設計業務担当者が工具管理担当も兼ねており、現場とは別の部屋で作業しています。そのため、現場から靴を履き替えて担当者のいる別室へ工具を受け取りに行く必要がありました。管理担当者が会議やお客さま対応などで不在の時は担当者を待たなくてはいけないので、こうした待ち時間は現場の負担となっていました。

株式会社石井精工 設計部 久保田 浩 さま

株式会社石井精工 設計部 久保田 浩 さま

<導入効果・社内の反応>

「探す・待つ・滞る」からの解放。削減時間を創造に変える

「MISUMI floow」の導入により、工具の確認・補充や受け取りにかかっていた業務が大きく削減された。導入前に想定していた設計時間の確保に加え、現場では新たな取り組みにつながる時間の創出も生まれている。

久保田さま:

自販機を導入することによって、工具手配のために作業を止める必要がなくなり、設計にかける時間を増やすことができました。
設計および加工データができないと現場は加工に入れませんので、業務のボトルネックになってしまいます。設計を円滑に進められることによって、より良い金型をより早くお客さまに届けることができるようになりました。

相澤さま:

自販機導入後は、工具を取りに行く時間を削減することができ、管理担当者が不在の時であっても工具を現場から出ずに取ることができるので、集中して業務に専念することができます。
削減時間は創造的な取り組みにつながっています。現在は、3Dプリンターでツールホルダーを作成したり、商品開発のプロジェクトに携わることもできています。余った時間でできることが広がっていくことは、とても楽しいことです。

株式会社石井精工 製造部 相澤 涼平 さま

株式会社石井精工 製造部 相澤 涼平 さま

<今後の展望>

人材難への対応も見据え、DX化の一環として活用へ

工具管理の効率化や設計時間の確保に効果を実感している同社。最後に、今後の展望を伺った。

石井さま:

今後の人材難を見据えると、煩雑な作業はできるだけDX化し、加工や設計など、当社が強みとして差別化を図るべき仕事に人材を割けるようにしていきたいと考えています。
それを実現する一つのツールとして、このミスミの自販機が、我々のDX化に大きく寄与していくと思っています。

株式会社石井精工 取締役 統括マネージャー 石井 洋平 さま

株式会社石井精工 取締役 統括マネージャー 石井 洋平 さま

<インタビュー協力>

株式会社石井精工
取締役 統括マネージャー
石井 洋平 さま

株式会社石井精工
設計部
久保田 浩 さま

株式会社石井精工
製造部
相澤 涼平 さま

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