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No.000317 穴深さ検査治具

手動で正確なワーク位置決めが連続して可能

ワークの穴の深さを検査する治具

IDEA NOTE ワークの治具への投入容易化

治具スライダでワークを投入することにより、検査位置への投入を容易にしている

IDEA NOTE スピーディなワーク投入・取り出し

ワーク受けが手前側1本にして、ワークの投入・取り出しを容易にしている

IDEA NOTE 金型部品の流用

検査用のピンとして、プラ型用のエジェクタピンを流用している

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    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
    また本サイトの各事例ページで記載された部品を組み合わせた場合の品質・正確性・機能・安全性・信頼性等の一切の保証は致しかねますので予めご了承ください。
    2.データの特性
    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
    当社は、CADデータの作成にあたり十分な注意をしておりますが、上述のデータの特性により、CADデータの正確性を保証するものではありません。また、当社は予告なしにCADデータを変更、追加または削除することがあります。当社は、理由の如何に関わらず、CADデータの利用、変更および削除により生じるいかなる損害に対しても責任を負うものではありません。
    4.著作権
    CADデータに含まれる一切の情報の著作権は、当社または当社取り扱いメーカーに帰属します。当該著作権は、著作権法および国際条約により保護されています。当社の事前の許可を得ることなく、上述の利用目的以外にCADデータを利用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)することはできません。また、貴社の機械設計以外の目的でのご使用(販売促進等のご使用を含む)はできません。
    上述の利用目的および法令等に違反したCADデータの利用が認められた場合、当社は、利用者に対しCADデータおよび当社のサイトの利用を禁止するほか、法的措置を取る場合があります。
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    CADデータに関する留意事項

    1. アセンブリデータは構想設計段階の組立図で、構造を説明するためのものです。従って、詳細な部品形状は、各種設計条件を加味して仕上げられたものではありません。
      データの一部を流用される際は、ご設計中の条件に適合した仕様に編集してください。
    2. ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
    3. ※枠で囲われた部分がサブアセンブリ単位

    4. 製作部品は寸法や形状を編集しやすいスケッチ、ヒストリーを心がけて作成しています。
    5. ユニットに使用している他社購入品CADデータは、カタログを参照し、ミスミ監修にてオリジナルで作成しています。

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  • 穴深さ検査治具の部品リストをCSV形式でダウンロードできます。
  • ※ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
       サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。

仕様

目的・動作

  • ワークの穴の深さを容易に検査(設定値より穴の深いワークは良品と判別する)
  • 金型変更時の初期検査や、鋳抜きピンの疲労限界による折れなどで不良が発生する(それを後工程に流さない為に抜取検査をする)
  • 上下治具とも退避が容易で、ワーク取付から検査までの段取りが早く行える
  • 両手作業により検査ピンの高さまで目を持っていきピンの浮き上がりを目視で確認する
  • 動作
    • 1. ワークセット
    • 2. ワークを検査位置へ
    • 3.位置決めピンを挿入
    • 4. 上ベースを下げる(ストッパに当たるまで)
    • 5. エジェクタピンの浮き上がりの有無を目視で確認
      (エジェクタピンは常に挿したまま)

環境・操作性

  • 直動ガイドとばねを利用した手動機構
  • 抜き取り検査で使用する(使用しない時、位置決めピンはピン用ブッシュに差込んで保管)
  • エジェクタピンの浮上がりを目視で確認し、ワークの合否を判定
  • 目視判定がしやすいよう、作業者により設置高さを検討する必要がある

対象ワーク

  • ワーク:ダイキャスト部品
  • 外形寸法:130×125×56.5[mm]
  • 質量:350[g]

特徴

動作仕様・寸法

  • 外観寸法:L525×W300×H234[mm]

必要精度・荷重

  • 必要精度
    • ワーク中の基準穴(Φ6[mm])2箇所を基準にしたとき、ワーク中の穴の深さが10[mm]以上
    • 検査穴精度±1[mm]に対して位置決め穴精度±0.5[mm]にすることでエジェクタピンの挿入が可能

主要部品の選定根拠

  • 圧縮ばね
    • ワークセット時の上側治具総重量を保持出来るばね
      13.2[mm]のたわみで反力26.4[N]
    • 手動で押さえる際必要な力以下の反力
      ストローク12[mm]で反力30[N]以下

設計ポイント

主要部品の計算工程

  • ワークセットおよび検査時に適正なばね力を有すかを検証する
    圧縮ばね
    • 条件値:
      上側治具部総重量:F=2.68[kg]=26.3[N]
      ワークセット時のばねたわみ:δ1=14[mm]
      検査時のばねたわみ:δ2=27.5[mm]
      ばね本数:A=2[本]
    • ワークセット時の上側治具部総重量を押し返すばね力:F1
      反力:F=k・δ1・A
      k=F/(δ1×A)=26.3/(14×2)=0.94[N/mm]
      ばね定数:k=1[N/mm]、自由長:80[mm]のばねを選定
      F1=k・δ1・A=1x14x2=28[N]≧26.3[N]より、成り立つ
    • 検査時の手動で押さえる際必要な力:F3
      手動で押さえる際必要な力:30[N]以下
      検査時の反力:F2=k・δ2・A=1×27.5×2=55[N]
      F3=F2-F=55[N]-26.3[N]=28.7[N]≦30[N]より、成り立つ

構造の作り込みと設計の勘所

  • 位置決めピンの先端がテーパ状になっている為、ワークがずれていても位置決めピンに倣うことができる
  • 4本の支柱の内、2本だけをベースプレートにインローすることで上部プレートの位置決めをしている
  • 上部プレートの肉抜きは軽量化及びばねとの釣り合いを目的としている
  • 検索コード:#UL317

部品リスト

穴深さ検査治具 構成部品
No. 部品名 イメージ写真 ミスミ型式
(商品詳細は下記型式をクリック)
数量
1 治具スライダー 治具スライダー JGL250 1
2 シャフト シャフト SFJT20-191-M6 2
3 シャフト シャフト SFJ20-180 2
4 シャフトホルダ シャフトホルダ STHWCB20 4
5 無給油ブッシュ 無給油ブッシュ MPFZ20-20 4
6 丸線コイルスプリング WF27-80 2
7 金属ワッシャ 金属ワッシャ WSSM35-20-3 4
8 円形支柱 円形支柱 ETKF15-53.5-M6-N6-LKC 2
9 円形支柱 円形支柱 ETKF15-30-M6-N6-LKC 1
10 高さ調整ピン 高さ調整ピン JPHAF6-10-8 3
11 円形支柱 円形支柱 ETKR12-90 1
12 ウレタン付ストッパボルト ウレタン付ストッパボルト UNAH6-15 1
13 段付エジェクタピン 段付エジェクタピン EHSFE6-75-P4-N55 4
14 位置決めピン用ブッシュ 位置決めピン用ブッシュ JBNM8-16 2
15 位置決めピン用ブッシュ 位置決めピン用ブッシュ JBNM6-16 4
16 六角穴付止めねじ 六角穴付止めねじ MSSU4-4 8
17 ノックピン ノックピン MS6-15 5
18 アングル取手 アングル取手 UHFNA120 2
19 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS6-15 2
20 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS6-20 16
21 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS5-25 4
22 金属カラー 金属カラー FSASC-V21-D27-L54 2
  • 上記の部品リストには、ミスミ部品のみをご案内しております。
    部品リストダウンロード(CSV)では、ミスミ部品以外の他社メーカー品、加工品のリストもダウンロード頂けます。
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    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
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    2.データの特性
    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
    当社は、CADデータの作成にあたり十分な注意をしておりますが、上述のデータの特性により、CADデータの正確性を保証するものではありません。また、当社は予告なしにCADデータを変更、追加または削除することがあります。当社は、理由の如何に関わらず、CADデータの利用、変更および削除により生じるいかなる損害に対しても責任を負うものではありません。
    4.著作権
    CADデータに含まれる一切の情報の著作権は、当社または当社取り扱いメーカーに帰属します。当該著作権は、著作権法および国際条約により保護されています。当社の事前の許可を得ることなく、上述の利用目的以外にCADデータを利用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)することはできません。また、貴社の機械設計以外の目的でのご使用(販売促進等のご使用を含む)はできません。
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    1. アセンブリデータは構想設計段階の組立図で、構造を説明するためのものです。従って、詳細な部品形状は、各種設計条件を加味して仕上げられたものではありません。
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      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
    3. ※枠で囲われた部分がサブアセンブリ単位

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