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設計・製造現場のためのアルミフレーム総合情報

安全柵ユニットの強度情報、組立・据付方法をはじめとした詳細情報をご紹介します。

【NEW】安全柵関連商品 約16,000種類追加!安全柵レイアウトが簡単に設計できる機能も新搭載

中材のサイズ計算・組み込み方法

中材サイズ計算方法

中材サイズについては、上下左右とも1mmの隙間をとるサイズのフェンスネットを
各安全柵ユニットに付属しています。(各安全柵ユニット選定時はサイズ計算不要です。)

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バラ選定時のサイズ計算方法
①安全柵の横、縦のW、D、Hを決める。
②各1mmの隙間を考慮し、以下表の式にて中材の横 A寸法、縦 B寸法が算出できます。

型番 シリーズ W D H フェンス・プレートサイズ
フレーム幅 A(横) B(縦)
HFUB 6シリーズ
30mm
300~
1000
1000~
2200
0~150 A=W-(30×2)+(2×9)-(2×1) B=(D÷2)-30-15+(2×9)-(2×1)
HFUBY 8シリーズ
40mm
A=W-(40×2)+(2×12)-(2×1) B=(D÷2)-40-20+(2×12)-(2×1)

6シリーズ フレーム幅:30mm、溝深さ:9mm、各隙間1mm
8シリーズ フレーム幅:40mm、溝深さ:12mm、各隙間1mmにて計算しております。

例:W500、D1850、H150の安全柵を選定した場合、
  6シリーズでは中材寸法がA456、B896mmになります。

型番 シリーズ W D H フェンス・プレートサイズ
フレーム幅 A(横) B(縦)
HFUB 6シリーズ
30mm
500 1850 150 456 896
HFUBY 8シリーズ
40mm
442 887
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中材の組み込み方法

フレームへの組み込み方法
手順1
ザグリ穴をあけたフレームと、端面タップ加工を行ったフレームを、六角穴付ボルトで締結します。
※HFFS8-4040を使用する場合は、六角穴付ボルト(SCB12-60)を使用してください。
組付方法 手順1
手順2
フェンスネット専用溝にフェンスネットをはめ込みます。
※多少硬い場合があります。
組付方法 手順2
手順3
フレーム溝にフェンスネットをはめ込み、手順1と同様ボルトで締結します。
組付方法 手順3
手順4
手順3と同様にフレームを締結して、完成です。
組付方法 手順4
フェンスネット組み込み時の注意点

安全柵ユニットは、溶接している四面をカットして組み立てています。
例えばHFFS8-4040の安全柵は3.6mmの厚さまでのパネル・ネットが入ります。
FENP30は交差する2本のワイヤーが溶接されている箇所は6.4mm厚さになります。
そのため、溶接されている箇所はHFFS8-4040のフレームには入りません。
HFFS8-4040の安全柵にFENP30を入れる場合は、溶接されている箇所をカットする必要があります。

安全柵フレーム・アクセサリラインナップ img

強度情報

水平強度・パネル保持力・梁フレーム耐久性

試験 水平強度 パネル保持力 梁フレーム強度
柵種類 K-NFUBY8-50B K-NFUBY8-PET3 K-NFUBY8-50B
中材 フェンス パネル フェンス
イメージ img img img
評価方法 地面から1000mmの位置を
1000Nで押したときに
安全柵が倒壊しない
パネルの中心を
2000Nで押したときに
パネルが外れない
衝突時5200Nの力になるように
75kgの物体を振り子で
梁フレームの位置にぶつける
試験評価結果

JIS参考試験

人や機械の可動部分の接触を模擬した強度試験として、
JIS B9716 付属書C(参考)「ガードの機械的試験のための振り子試験方法の例」を参考にした強度試験を実施。

試験 振り子試験
(JIS B9716 付属書C 参考)
柵種類 K-NFUBY8-50B
中材 フェンス
イメージ img
評価方法 115J(※)のエネルギーを柵の高さ2/3の位置に加撃させて変形しない
試験評価結果

※ 90kgの人が1.6m/sの速度でぶつかった際の衝突エネルギー

組み立て方法

扉ユニット 組み立て方法

開き戸ユニットの蝶番・キャスターの取り付けは折れ戸ユニットを参照ください。

安全柵同士の固定・締結方法

2列溝用のアンカーに加え、安全柵の上方と下方で板金プレートにて2か所以上の締結を推奨しております。

安全柵下方の締結例

img

安全柵上方の締結例

img

安全距離の取り方

安全柵レイアウト検討時に必要な安全距離の早見表をご紹介いたします。
ミスミ安全柵を使用した場合のJIS B 9718準拠の安全距離の一例は以下になります。
(あくまで参考例となりますので、最終的なレイアウトはISO、JISやお客さまの社内基準等にしたがって検討をお願いいたします。)

上肢の安全距離

リスクイメージ

img

上肢の安全距離の一例
安全柵総高さ
D+H mm
危険区域までの
水平安全距離 mm
2150 600
1800 800
1500 1100

・危険区域の高さによって水平安全距離は異なります
・最も広く安全距離が必要な危険区域の高さの
 ケースを記載しております。

下肢の安全距離

リスクイメージ

img

下肢の安全距離の一例
安全柵足高さ
H mm
安全距離 mm
150
120
100
 665 

・安全距離が最も必要な、かかとを後方に上げて
 危険領域に侵入するケースを記載しています

保護構造物の開口部(フェンスネットの隙間)を通る安全距離(上肢の一部)

リスクイメージ

img

フェンスネットの開口部を通過した
場合の安全距離一例
フェンスネットの
ピッチ mm
安全距離 mm 防護を想定する
体の部位
30 120
50 850

ご注文例

産業用ロボットの使用を想定した安全柵のご注文例を紹介いたします。

例:
ロボットアームの可動半径:1500mm
安全距離を考慮して安全柵を設置する領域:4500×4500mm

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設置イメージ

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部品リスト

No. 商品名 型番 出荷日 数量 単価(参考) 小計(参考) 合計(参考)
1 Nシリーズ安全柵ユニット K-NFUB8-50B-W1000-D1850-H150 4日目 9 11,730円 105,570円 319,618円
2 Nシリーズ安全柵ユニット K-NFUB8-50B-W1370-D1850-H150 4日目 1 19,150 19,150
3 Nシリーズ安全柵ユニット K-NFUB8-50B-W1460-D1850-H150 4日目 3 19,880 59,640
4 スライドユニット K-HFUBQLY8-50B-W1000-D1850-H150 5日目 1 76,340 76,340
5 開き戸ユニット K-HFUBHRY8-50B-W1000-D1850 5日目 1 27,119 27,119
6 アンカースタンド HFLANK8-4040-SET 1日目 6 959 5,754
7 アンカースタンド HFLANK8-4080-SET 1日目 11 1,225 13,475
8 板金プレート SHPTSS8-SEP 1日目 22 455 10,010
9 フレームキャップ HFC8-4040-B 1日目 32 80 2,560

多関節ロボット用架台もこちらにご用意しております。