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設計・製造現場のためのアルミフレーム総合情報

パネルの取付方法は3通りあります。それぞれの場合のパネルサイズ計算方法や、取付部品の選定方法を説明しています。

パネル
パネル設計手順・組立方法

パネルの取り付け方法は3種類あります。ご利用の目的に合わせてご選定ください。

ブラケット取り付け

フレーム内側のブラケットに
パネルを止める方法

フレームと面一にされたい方向け

材質種類・パネルクリアランス

溝はめ込み

フレーム溝に
パネルはめ込みをする方法

見栄え重視される方向け

サイズ計算・接続時の注意

直接取り付け

フレーム外側に
パネルを貼る方法

フレーム全体を覆いたい方向け

商品特長・ラインナップ

参考:扉用パネル取り付け

扉用のフレームへの
パネル取り付け方法

扉用にパネルを取り付けたい方向け

溝カバー 特長・ラインナップ

パネルのサイズ計算について

パネルのサイズを決める上で、接続方法ごとにパネルクリアランスを考慮する必要があります。
取り付け箇所の寸法と全く同じ寸法でパネルを設計してしまうと、温度の変化等によってパネルのサイズが変化してしまい、
フレームや締結部材と干渉してしまう可能性があります。そこで、フレームとの間に適切な隙間(クリアランス)を作ることが必要となります。

ブラケット取り付け

概要

フレーム内側のブラケットにパネルを止める方法。
見た目もよく、パネル取り外しも容易なため、安全カバーなどにおすすめです。
偏心ブラケット HBLTH5 を使用した場合、フレームと面一になる。
パネル5㎜以上の取り付けが可能ですが、アルミフレーム面からはみ出します。

使用例 精密機器架台、食品や薬向上の生産設備
パネルの取り外し易さ
フレームとの隙間 ない
見栄え きれい
パネルのサイズ計算 クリアランスの計算要
パネルの厚さ(mm) 3mm(5/6シリーズ)
5mm(5/6/8/8-45シリーズ)

取り付け方法

(1)ブラケットにはタップ穴追加工を指示します(例HBLTS6-C)。ブラケット注文時に指定いただく必要があります。
(2)カバー取り付け用ボルトでパネルを締結します。
※パネルが大きい場合は中間にパネルサポートブラケットを使用することで補強いただけます。

取り付け方法

部品選定方法

構成部品 ①アルミフレーム ②アルミフレーム ③ブラケット ④ボルト ⑤パネル (⑥パネルサポートブラケット)
アルミフレーム アルミフレーム ブラケット ボルト パネル パネルサポートブラケット
型番例 HFS6-3030-400 HFS6-3030-340 HBLFSN6-C-SET HCBM5-8 ACAE4H-338-338-5-F316-G316-N5 HCBA6-SET
数量 2 2 4 4 1 必要に応じて
  • ① アルミフレーム:追加工なし

  • ② アルミフレーム:追加工なし

  • ③ ブラケット:タップ穴追加工(M5)

  • ④ ボルト:ブラケットの穴径に合わせる。

  • ⑤ パネル:穴加工(M5)

    カバー用プレートのサイズ (ブラケットでとめる場合)
    サイズ
    各面1mmのクリアランスを取ります。
    パネル横幅(A)=フレーム内寸(L1)ークリアランス(2mm)
    パネル横幅(B)=フレーム内寸(L2)ークリアランス(2mm)
    厚さ
    ・M5用(5シリーズ)フレームのとき 厚さ3mm
    ・M6、M8用(6シリーズ・8(-45)シリーズ)フレームのとき 厚さ5mm

    例)パネルサイズ計算

    横:A=L1(400-30-30)-クリアランス両端(2mm)=338mm
    縦:B=L2(340)-クリアランス両端(2mm)=338mm
    厚さ:5mm
    穴数:4つ(M5用)
    穴位置:F=L1-((12mm-クリアランス1mm)×2)=316mm

    →

    ACAE4H-338-338-5-F316-G316-N5

  • ⑥パネルサポートブラケット

    パネルのサイズによっては中間に穴を増やしパネルサポートブラケットを取り付けて補強することも可能です。
    パネルサポートブラケットはタップ穴加工済みです。

    カバー用プレートのサイズ (ブラケットでとめる場合)

溝はめ込み

概要

フレームの溝にパネルをはめ込む方法です。
パネルへの穴加工が不要で、ビス止めもないため、デザイン重視の方におすすめです。
スクリュージョイント、センタージョイント、シングルジョイント、先入れダブルジョイント、
後入れダブルジョイントでの組み付けのときにのみ使用できます。

使用例 電気機器のカバー、FA装置カバー、安全カバー
パネルの取り外し易さ ×
フレームとの隙間 ある
見栄え 普通
パネルのサイズ計算 簡単
パネルの厚さ(mm) 3mm(5シリーズ)
5mm(6/8/8-45シリーズ)

取り付け方法

締結部材によって、パネルと締結部材が干渉しないようにパネルサイズを決める必要があります。

  • (1)ブラインドジョイント部品で3つフレームを締結します。
  • (2)パネルをフレーム溝に差し込みます。
  • (3)パネルクランプか反転した溝カバーをフレームサイズに切断し、隙間に入れ込みます。
パネルクランプHSCP ※切断面を45度にカットされるとより仕上がりが美しくなります。 ※ブラインドジョイント部品でフレームを固定します。(フレームに追加工が必要です) 追加工についてはこちら

部品選定方法

構成部品 ①アルミフレーム ②アルミフレーム ③ブラインドジョイント ④パネル ⑤パネルクランプ
アルミフレーム アルミフレーム ブラインドジョイント パネル パネルクランプ
型番例 HFS6-3030-400-RCV-LCV HFS6-3030-340-RDH-LDH HSJNS6 ACAE-356-356-5-FS6-ES6-JS6-KS6 HSCP5HN-S-6
数量 2 2 4 1 1
  • ①アルミフレーム:ブラインドジョイント用追加工(シングルジョイント:レンチ穴加工)

  • ②アルミフレーム:ブラインドジョイント用追加工(シングルジョイント:D穴加工)

  • ③ブラインドジョイント

  • ④パネル: 切り欠き追加工

    厚さ
    3mm(5シリーズ)
    5mm(6/8/8-45シリーズ)
    サイズ
    各面1mmのクリアランスを取ります。
    パネル縦幅(A)=フレーム内寸(X)+フレーム溝内部深さークリアランス(1mm×2)
    パネル横幅(B)=フレーム内寸(L2)+フレーム溝内部深さークリアランス(1mm×2)
    構内部深さ
    5シリーズ 6シリーズ 8シリーズ 8-45シリーズ
    6mm×2 9mm×2 12.5mm×2 13mm×2
    カバー用プレートのサイズ (ブラケットでとめる場合)

    追加工

    アルミフレームブラインドジョイント用切り欠き

    →

    例)パネルサイズ計算

    A=L1(400-30-30)+溝深さ(9mm×2)-クリアランス(2mm)=356mm
    B=L2(340)+溝深さ(9mm×2)-クリアランス(2mm)=356mm
    厚さ5mm
    6シリーズシングルジョイント用切り欠き(-FS6-ES6-JS6-KS6)

    ↓

    ACAE-356-356-5-FS6-ES6-JS6-KS6

    ジョイント別切り欠き形状

  • ⑤パネルクランプ(後入れパネルホールド/パネルホールド用クランプでも可)

    長さ:①フレーム内側縦ー1mm、②フレーム内側横ー17mm(コーナー部45度カットをする場合はー1mm)
    厚さ:フレームの溝幅からパネルの厚さを引いた厚みのパネルクランプをご選定ください。
    追加工:コーナー部分45度カット(ご自身でハサミ等でカットいただくことも可能です。)

    パネルクランプ

    ■アルミフレームとパネルの厚さより、パネルクランプの型番を選定する

    シリーズ 溝幅 パネルの厚さ
    1mm 3mm 5mm 8mm
    5 6mm 物理的に入らない
    6 8mm 溝幅8mmでパネルクランプ不要
    8 10mm -

    標準品はないが
    パネルクランプを
    伸ばしながら入れても可

    8-45 10mm -
    代表型番 材質 耐熱温度(℃)
    HSCP3H EDPMゴム -40~+120
    HSCPF3H ライトグレー オレフィン系エストラマー -20~+80
    NSCP3H ライトグレー PVC ポリ塩化ビニル -25~+80
パネルサポートブラケット

※パネルクランプの代わりに後入れパネルホールドとパネルホールド用クランプを
 ご使用いただくと、フレーム組立後にパネルを取り付けることができます。

※溝カバー樹脂ソフトは反対側にして溝内部に挿入することにより
 プレート・パネルを入れることができます。

パネルサポートブラケット

直接取り付け

概要

フレーム外側にパネルを貼る方法。フレーム全体を覆う形になります。
ボルトが手前に出っ張ります。
パネルに皿穴加工を行い、皿ボルト(商品ページ)を使用すると目立ちにくいです。
だるま穴をあけるとパネル取り外しが簡単になります。

使用例 メンテナンスや調整が必要な設備・機器のカバー
パネルの取り外し易さ
フレームとの隙間 ない
見栄え アルミフレームが隠れる
パネルのサイズ計算 簡単
パネルの厚さ(mm) パネルの厚さの制限なし

取り付け方法

(1)ブラインドジョイントを使用してフレームを組み立てます。
(2)先入れストッパと先入れナットを差し込みます。ナットのタップはM5を選定してください。
(3)カバー取り付け用ボルトでパネルを締結します。

先入れナットHNTT 先入れストッパHNST ※後入れロックナット(HNTR)もご使用いただけます。1品で仮止め・パネル取り付けが可能です。 追加工についてはこちら

部品選定方法

構成部品 ①アルミフレーム ②アルミフレーム ③ブラインド
ジョイント
④先入れナット ⑤先入れストッパ ⑥小ねじ ⑥パネル
アルミフレーム アルミフレーム ブラインドジョイント 先入れナット 先入れストッパ 小ねじ パネル
型番例 HFS6-3030-400-RCV-LCV HFS6-3030-340-RDH-LDH HSJNS6 HNTT6-5 HNST6 HCBM5-12 ACAE4H-396-396-5-F370-G370-N5
数量 2 2 4 4 4 4 1
  • ①アルミフレーム:ブラインドジョイント用追加工(シングルジョイント:レンチ穴加工)、ブラケット接続の場合加工不要

  • ②アルミフレーム:ブラインドジョイント用追加工(シングルジョイント:D穴加工)、ブラケット接続の場合加工不要

  • ③接続部品:ブラケットでもブラインドジョイントでも可

  • ④先入れナット:タップM5、後入れナット(HNTR)でも可

  • ⑤先入れナット:M5

  • ⑥小ねじ:M5

  • ⑦パネル

    厚さ
    制限なし
    追加工
    穴加工
    サイズ
    使用する角Rの値によってクリアランスを決定します。
    取り付け穴位置
    取り付け穴位置

    ■フレームの角R

    5シリーズ 6シリーズ 8シリーズ 8-45シリーズ
    1mm 2mm 3mm 3mm

    例)パネルサイズ計算

    A=L1(400mm)-クリアランス(2mm×2)=396mm
    B=L2(340+30+30)-クリアランス(2mm×2)=396mm
    厚さ5mm
    穴加工4つ(M5) 30÷2-2=13
    6シリーズ30角の場合 13×2=26
    F=396-26=370、G=396-26=370

    →

    ACAE4H-396-396-5-F370-G370-N5

参考:扉用パネル取り付け

概要

溝はめ込み方法で、扉用アルミフレームを活用する場合について紹介します。
コーナーブラケット取り付けで角がすっきりします。

取り付け方法

(1)サポートスペーサを扉用フレームの溝にはめ込みます。
(2)扉用フレームをパネルに取り付けます。
(2)コーナーブラケットを使用してフレームを組み立てます。

取り付け方法

部品選定方法

構成部品 ①扉用アルミフレーム ②コーナーブラケット
(ボルト付き)
③サポートスペーサ ④パネル ⑤取手 ⑥ボルト
(取手取り付け用)
扉用アルミフレーム コーナーブラケット(ボルト付き) サポートスペーサ パネル 取手 ボルト(取手取り付け用)
型番例 HFTF6-3030-330-TPW HBLTC6 HFSSK5-2000 ACAE-342-342-5 HHDS90 CBM6-12
数量 4 4 1 1 1 2
  • ①扉用アルミフレーム:両端にタップ穴加工(TPW)

  • ②コーナーブラケット:扉用フレームのシリーズ数に合わせて選定。

  • ③サポートスペーサ:板厚に合わせて選定。ハサミやカッターで切れます。

  • ④パネル:

    サイズ
    各面1mmのクリアランスを取ります。
    パネル縦幅(A)=フレーム内寸(L1)+フレーム溝内部深さークリアランス(1mm×2)ーサポートスペーサ厚み
    パネル横幅(B)=フレーム内寸(L2)+フレーム溝内部深さークリアランス(1mm×2))ーサポートスペーサ厚み
  • ⑤取手:長さ、材質を選定。

  • ⑥ボルト:取手の径とパネルの厚さを考慮。

スライドレール用引戸プレートのサイズ

スライドレール用引戸プレートのサイズ

厚さ5mmのプレートを使用します。内外両引戸プレート組付け後、挿入できるサイズになります。
枠となる上下のスライドレールの幅をL、高さをH(「組付断面図」参照)とすると両プレートのサイズは以下のようになります。

  • 厚さ T=5
  • 横幅 A=(L+20)÷2 (重なり部分を20mmとした場合)
  • 高さ B1=H-30 (外側引戸プレート高さ)
  • B2=H-31 (内側引戸プレート高さ)

扉用プレートのサイズ

扉用プレートのサイズ

厚さは任意です。

・片開きのとき
フレームの内側長さより、各2mm小さい寸法になります。
次のサイズのプレートが1枚必要です。

横幅 A=L1-4

高さ B=L2-4

・両開きのとき
フレームの内側長さより、各2mm小さい寸法になり、かつプレート中央に2mmの隙間をあけ、次のサイズのプレートが2枚必要です。

横幅 A=(L1-6)÷2

高さ B=L2-4