その課題に対して、どのような取り組みをされたのですか。
高木さま:社内在庫を検索できるアプリをAIを活用しながら自作しました。
設計の段階で「このサイズならこの部品がありそう」という当たりをつけられるようにして、現場で探す手間を減らすことを狙いました。
どのような仕組みのアプリなのでしょうか。
高木さま:部品のサイズなどの条件を入力して検索できるようにしています。
在庫データや使用履歴も紐づけて管理しているので、実際の業務で使える形にしています。
また、商品毎に主要なサイズを検索できることに加え、ミスミのカタログPDFを同時に表示できるようにしていて、検索から仕様確認まで一連で行えるようにしています。
社内在庫から発注をつなぐ自作アプリ動画
現場で使いやすくするための工夫はありますか。
高木さま:型番ではなく、現場が普段使っている「サイズ」で検索できるようにし、社内在庫をユニークな「シリアル番号」で管理している点です。
設計者であれば型番が分かりますが、現場の人はそこまで詳しく知りません。一方で、「いま必要な部品のサイズ」は理解しています。そこで、アプリでは型番ではなくサイズを入力して検索させる仕組みにしました。
もし社内に適合する在庫があれば、画面に「シリアル番号」が表示されるので、現場の人は棚からその番号の部品を持ってくるだけになります。在庫がなければ生成されたコードをコピペして発注まで自分で行うようにしています。
知識がなくても、直感的に在庫を探して対処できる仕組みにしたかったんです。
この仕組みはどのように開発されたのですか。
高木さま:もともとは、自分自身が欲しいと思った機能を実現するところから始まりました。
エンジニアではないので独学ですが、試しながら作って、動かなければ直すというサイクルで進めました。
短期間で一気に作り上げたようなイメージです。