グリスのおすすめ人気商品のご紹介と種類・特長について | MISUMI(ミスミ)

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グリスのおすすめ人気商品のご紹介と種類・特長について

グリス(グリース)とは、増粘剤を加えてペースト状にした潤滑剤です。液体のオイルと比べ、粘度が高く、特定の場所に留まりやすい特性を持っているため、特に動きのある機械部分の潤滑や保護に適しています。製造業における機械類の保守・メンテナンスは長期間にわたって機械性能を維持する上で非常に重要です。その中でグリスという潤滑油は摩擦を減少させ部品の摩耗を防ぎ、さらには防錆効果も持つなど機械の動作をスムーズに保つために欠かせない役割を果たしています。

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グリス(グリース)の種類

グリースにはいくつかの種類・タイプがありそれぞれ異なる環境や条件下での使用に適した特性があります。

ウレアグリスの特長

ウレアグリスとは尿素系化合物を増粘剤として用いられる潤滑油で高温、高負荷といった厳しい条件下での使用に適しています。使用温度範囲も広く、合成基油を用いたウレアグリスの場合は-50℃~220℃程度の範囲で使用可能な場合があります。
そのため、エンジンやモーターなど高温環境で稼働する機械に適しています。

シャーシグリスの特長

シャーシグリスは耐水性、潤滑性に優れていて安価なグリスです。水分が含有されているので、雰囲気温度は80℃が限界です。車輌の下周りのグリース給油箇所などに使用されます。

シリコングリスの特長

シリコングリスは使用温度域が広く、酸化安定性・耐水性などに優れているグリスです。
一般潤滑用シリコングリスは一般石油系グリスに比べて酸化安定性や温度特性・耐水性に優れ、適用範囲が広く、また高温潤滑用シリコングリスでは200℃以上の高温でも使用できるものもあります。
その特性から熱で変色しにくく、ちょう度(硬さ)が安定し、低温でも硬くなりません。

フッ素グリスの特長

フッ素グリスはフッ素化合物を基油や増粘剤に使用した高性能な潤滑剤です。
フッ素グリスは極めて高い温度体制を持ち、通常のグリスが使用できる温度範囲をはるかに超えて使用することができるため、高温環境下での使用に非常に適しています。
また、水やほとんどの油類とは相溶性がないため、これらの物質存在下でも潤滑性能を維持します。

モリブデングリスの特長

モリブデングリスはモリブデン二硫化物を添加剤として含む潤滑剤です。
その特異な層状結晶構造により非常に低い摩擦係数をとなり優れた潤滑性能を発揮します。非常に高い耐荷重性を持っており、重負荷がかかる機械部品の潤滑に適しているため、ギア、軸受、ジョイントなどの部品に多く使用されます。
また、広い温度範囲で使用可能であり、高温・低温での使用において安定した潤滑性を維持します。

リチウムグリスの特長

リチウムグリスとは、リチウム石鹸を増粘剤として使用したグリスで、幅広い用途に対応する汎用的な潤滑剤です。リチウムグリスは中程度の温度環境において安定した潤滑性能を維持します。
一般的には120℃程度までの温度での使用範囲となりますが、一部の高性能品ではより高温でも対応可能となります。
器械運動による影響受けにくく、使用中の圧力や衝撃に対してもグリスの一貫性を維持することが可能です。
これにより長期間にわたって一定の潤滑性能を維持することが特長です。

NLGIちょう度(材料の硬さ)

グリスの硬さを一般的に表す数値として混和ちょう度を基にしたNLGIちょう度番号による区分があります。

NLGI No. 混和ちょう度 状態
No.00 400~430 半流動状
No.0 355~385 極めて軟らかい
No.1 310~340 軟らかい
No.2 265~295 中間
No.3 220~250 やや硬い

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