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ミスミ 素材情報 丸棒・パイプ(金属) | 金属・樹脂・ガラス・セラミックス・ウレタン・ゴム・スポンジ

ミスミ取り扱いの丸棒・パイプをご紹介!材質の説明と仕上げ方法についてご確認いただけます。

金属 丸棒・パイプ 取り扱い商品一覧・材質説明

材質群 材質名 材質説明 丸棒・パイプ
丸棒・六角棒 丸パイプ
角パイプ
丸棒・六角棒 丸パイプ・角パイプ
炭素鋼 SS400(一般構造用鋼) 機械工業系で使用される最も汎用的な材質。
熱処理を施さず使用されることが一般的です。
 
S45C SS400と比べ、強度・硬度が高く、安定していますがS50Cと比較すると劣ります。  
STKM17C 機械構造用炭素鋼です。  
STKM13A 機械構造用炭素鋼です。  
STK400 一般構造用炭素鋼です。  
STKR400 一般構造用炭素鋼です。  
SGP 配管用炭素鋼です。  
STPG 配管用炭素鋼です。  
特殊鋼 DC53 切削性・研削性に優れ、SKD11よりも靭性に優れたダイス鋼。  
工具鋼・ダイス鋼 SKS93 靭性と耐摩耗性に優れている油焼入れ用炭素鋼。  
SKS3 SKS93に比べ焼入性が良く、熱処理歪みが少ない材質。また球状化焼きなましにより切削性が良好です。  
SKD11 耐摩耗性に優れたダイス鋼。焼入性が大きく、空気焼入れ・真空焼入れが出来ます。  
SKH51 靭性と耐摩耗性を兼ね備えた高速度工具鋼。  
SCM435 クロモリ鋼の中では比較的高めの機械的性質を持ちます。  
SCM440 クロム鋼に少量のモリブデンを添加した材質。焼き戻し軟化抵抗を増し、強靭性に優れます。
耐摩耗性にも優れています。
   
粉末ハイス 耐磨耗性に優れ、疲労に強い、靭性に富んだ鋼材です。  
プリハードン鋼 NAK55 被削性が良好で、加工により光沢が得られます。その他、シボ加工性、溶接性に優れています。  
NAK80 NAK55に対し、放電加工肌、靭性が優れます。  
ステンレス鋼 SUS303 SUS304と比べ、耐食性が劣りますが、切削性に優れます。  
SUS304 耐食性に優れており、汎用鋼種として広く用いられています。
SUS304焼鈍材 SUS304に焼鈍処理を施し、内部応力を軽減しています。焼鈍処理により、若干耐食性が劣りますのでご注意ください。  
SUS316 SUS304にモリブデンを添加したステンレス鋼です。SUS304より耐食性、耐酸性に優れます。  
SUS316L 耐食性、靭性、延性、加工性、溶接性に優れます。  
SUS310S Cr、Ni量が多く、耐熱性、耐食性に非常に優れています。  
SUS403 SUS420J1の炭素量を低減し、耐食性と熱処理後の靭性を改良したステンレス鋼です。  
SUS430 耐食性・耐熱性・加工性に優れたステンレス鋼です。焼入れ硬化性はありません。磁性を有します。    
SUS440C 熱処理により高強度・高硬度が得られるステンレス鋼です。
耐摩耗性が大きく、ステンレス鋼の中では最高硬度を有します。磁性を有します。
 
SUS420J2 熱処理(焼入・戻し)により、高強度、高硬度を得られます。  
SUS630 耐食性と高強度を兼ね備えています。  
アルミ合金 A1070 加工性・表面処理性・耐食性・溶接性・電気伝導性・熱伝導性に優れており、耐食性はアルミニウム合金中最良です。
A2011 少量のPb、Biを添加して切削性を高めた材料で、強度は高く高速度での切削加工が可能です。ただし、耐食性、アルマイト性には劣ります。  
A2014 Cuを多く含むため耐食性は劣りますが強度は高く、構造用材として使用されます。  
A2017 ジュラルミンとも呼ばれる非熱処理合金。耐食性、溶接性は劣りますが、強度・切削性に優れます。  
A2024 A2017よりさらに強度が優れた材料で構造用材に最適です。  
A5052 最も代表的な非熱処理合金で、耐食性・溶接性が良好です。
A5056 A5052よりもMgの量を多くし強度を高めています。耐食性に優れ、切削加工による表面仕上がり、アルマイト処理性に優れています。  
A5083 非熱処理合金の中で最高強度を持ち、耐食性・溶接性も良好です。  
A6061 熱処理合金のうち冷間加工性、耐食性に優れており、熱処理(焼入・焼戻し)により高強度を得られます。  
A6063 押出加工性に優れた材料です。耐食性、アルマイト性の良い構造用材料です。
A7075 超々ジュラルミンと呼ばれ鋼材波の強度、硬度がある材質です。切削性、放電加工性、磨き加工性に優れています。  
銅・真鍮・チタン 無酸素銅(C1020) 電気・熱伝導性に優れ、溶接性・耐食性・耐候性に優れています。  
タフピッチ銅(C1100) 電気・熱伝導性に優れ、溶接性・耐食性・耐候性に優れています。  
テルル銅 銅にテルルを加えたもので切削性に優れます。  
りん青銅(C5191) 展延性、耐疲労性、耐食性に優れ、磁性がありません。  
クローム銅 機械的強度に優れ、高温時の対磨耗性に優れます。  
ベリリウム銅25・50 ベリリウム鋼25:銅合金中、最高強度と硬度を持ちます。
ベリリウム鋼50:硬度が高く、導電性・耐熱性に優れます。
 
特殊アルミニウム青銅 強度が高く、耐摩耗性、耐食性に優れます。  
快削黄銅 強度が高く、展延性に優れます。切削性に優れます。  
快削黄銅カドミレス 強度が高く、展延性に優れます。切削性に優れます。  
ネーバル黄銅2種(C4641) 耐食性、耐海水性に優れます。  
砲金(BC6) 砲金は、耐圧性、切削性に優れます。
高力黄銅2種(C6782) 黄銅より強度に優れます。  
りん青銅鋳物 硬度が高く、耐磨耗性に優れています。
純チタン2種 純チタン2種に分類され、加工性と強度のバランスが良く、最も多く使われている汎用チタン材料です。
軽量(比重4.51)で耐食性に非常に優れています。
 

金属 丸棒・パイプ 製造・仕上げ加工方法

製造・仕上げ加工方法 内容
ピーリング 熱間圧延後、表面の黒皮を切削する加工方法。寸法精度が高く、光沢のある仕上げ。
センタレス 研削抵抗によるたわみが少ない研削加工方法。寸法精度が高い。
冷間引抜 常温の材料を超硬工具の間を通す加工方法。寸法精度が高く、肌がきれいな特徴を持つ。
熱間押出 再結晶温度以上で行なう塑性加工。寸法精度は低い。
冷間鍛造 素材を圧縮変形させ、所定の形状に成形する加工方法。熱間鍛造に比べて寸法精度が高い。
熱間鍛造 素材を圧縮変形させ、所定の形状に成形する加工方法。残留応力が少なく、強度も、鋳造などに比べて高いが寸法精度は低い。
連続鋳造黒皮 溶けた金属材料を連続的に鋳型に注ぎ続けて、鋳型内で急速冷却する鋳造方法。寸法精度は低い。
電縫 肉厚の一定な圧延鋼板を管状に丸め、その継目を溶接して製造されたパイプです。
研磨 センタレス研磨(丸棒・小径ロッド)及びバフ研磨(角パイプ)仕上げです。
ヘアライン 研磨ベルトの#150~240で一定方向に連続した研磨目をつける仕上げ方法です。