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MISUMI floowお役立ち情報

MISUMI floow導入による業務効率化やコスト削減、現場で役立つ事例・ノウハウ、課題解決のヒントをご紹介

担当者が不在でも止まらない在庫管理を実現 ― 24時間365日使えるMISUMI floow ―

現場で使う資材や消耗品の在庫管理。
「特定の人しか在庫を把握していない」「担当者が休むと手配が止まる」――そんな属人的な運用に課題を感じている企業は少なくありません。
担当者の経験や勘に頼る運用は、伝達漏れや発注ミスを招きやすく、時には生産を止めてしまうリスクにもつながります。
そんな課題を解決するのが、ミスミが提供する間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(ミスミフロー)」です。
本記事では、属人化による現場の悩みと、その解決策としてのMISUMI floowの導入効果を紹介します。

1.今の在庫管理、属人的になっていませんか

在庫管理や発注業務が「特定の担当者の経験や勘」に依存しているケースは多くあります。
例えば、発注担当者がいないと注文が進まない、上長の承認がないと購買依頼が出せない、特定の人しか在庫数や発注先を把握していない――。

実際にミスミが製造業の調達業務担当者625名に実施したアンケートでは、約65%の方が「間接材の調達業務は特定の個人に依存している」と回答しています。
(「とてもそう思う」14.9%、「ややそう思う」50.9%)
※出典:ミスミ調べ(2025年実施)

おなたの会社では、間接材の各調達業務は特定の個人に依存していると思いますか?

このような“人に依存した仕組み”は、日常業務ではなんとか回っていても、担当者が休暇・出張・夜間勤務などで不在になると一気に滞りが発生します。
結果として、資材不足による生産の遅れや、余分な在庫確保などのムダが生まれてしまいます。
特に製造現場では、「一つの部品が欠けただけでラインが止まる」こともあります。
だからこそ、在庫管理の“属人化”は現場全体のリスクにつながります。

2.属人化による現場・調達担当者の悩み

属人化の影響は、現場と調達の両方に大きな負担を与えています。

現場担当者のお悩み

  • ・週末や夜間に資材が必要になっても、保管場所が施錠中で取り出せず、作業が止まる
  • ・忙しいと発注依頼書の提出が遅れ、欠品が発生することがある
  • 発注の権限が与えられている人が限られているため、担当者が不在のときは資材の発注がかけられない

調達担当者のお悩み

  • ・在庫の残量を知るために、1日に何度も現場の在庫を確認する必要がある
  • 自分の経験値で在庫量を予測しているため引き継ぎが難しく、休暇中も気が休まらない
  • ・欠品による現場からのイレギュラーな発注依頼によって、他の業務に手が回らない

このように、在庫管理が人に依存していると、ちょっとした不在や確認漏れが大きなトラブルにつながります。
結果として、「誰かがいないと動けない」組織構造ができあがり、現場の生産性や調達スピードの低下につながってしまいます。

3.MISUMI floowが実現する“止まらない”在庫管理

こうした課題を解決するのが「MISUMI floow」です。
MISUMI floowは、お客さまの在庫管理・発注・補充といった調達業務をすべて自動化します。
ミスミがリアルタイムで在庫量を管理し、現場で必要な資材を自動的に補充するため、お客さまの在庫管理・発注業務は一切不要になります。
在庫管理を「人がやる作業」から「仕組みが回るシステム」へ変換し、担当者の不在時でも安定した資材供給を実現します。

POINT1:24時間365日、現場で資材を取り出し可能

MISUMI floowの自販機は、顔認証またはIDカードでログイン。
登録された利用者であれば、夜間や休日を問わず、必要なときに資材を取り出せます

現場担当者のメリット

現場担当者のメリット

生産中に工具や部品が不足しても、すぐに必要なものを取り出せるため、
「担当者がいない」「鍵が開かない」といった理由で作業が止まることがありません。
常に必要なときに必要な資材が手に入ることで、作業の中断や欠品の不安から解放されます

調達担当者のメリット

調達担当者のメリット

自販機はログイン制で常にロックされているため、鍵の開け閉めや管理の手間も不要。
休暇中や引き継ぎ時にも安心して任せられる、止まらない管理体制を実現します。

POINT2:お客さまの購入頻度に応じた補充体制

契約時にお客さまと取り決めた頻度・曜日に合わせて、ミスミが定期的に在庫を補充します。
さらに、在庫量が一定数量以下になった場合は、別途緊急補充を実施。
これにより、急な生産量の変動で間接材の使用量が増えても、担当者の不在に影響されることなく、必要な資材を安定して確保できます。

現場担当者のメリット

現場担当者のメリット

生産量の増加にも対応した補充体制で、必要なときにすぐ使える安心感があります。
補充のタイミングを気にしたり、調達担当者に都度依頼する手間がなくなるため、 生産ラインの
作業を中断せず、現場の生産効率を高く保てます

調達担当者のメリット

調達担当者のメリット

定期的な在庫補充により、発注や在庫確認といったルーティン業務が大幅に削減され、
日々の管理負担を軽減できます。
在庫が常に適正量へ保たれるため、欠品のリスクを防ぎながら、安定した供給体制を維持できます。

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4.導入企業さまが実感する効果

多くの企業でMISUMI floowの導入により、業務効率化・残業削減・精神的負担の軽減といった効果が実感されています。
以下に、実際にMISUMI floowを導入いただいているお客さまの導入効果をご紹介します。

現場担当者さまのお声

自動車部品製造会社-手袋などの保護具利用

夜間や週末の資材取り出し制限がなくなり、生産ラインが止まることがなくなりました

現場担当者さまのお声

週末や夜間の勤務時に資材補充が必要となった際に、「資材保管場所が施錠中のため取り出せなかった」「そのたびに作業の停止が発生して困った」といった課題がありました。MISUMI floowを導入してからは資材の持ち出し時間の制限がなくなり、生産活動が止まることがなくなりました

精密金属部品製造会社-手袋などの保護具利用

在庫確認や購買依頼の手間がなくなり、必要なときにすぐ使えるので本当に助かっています

現場担当者さまのお声

毎週決まった曜日に現場担当者が在庫数を確認していました。現場作業を一時中断して数を数え、不足していれば手書きで購買依頼書に記入していたため、購入依頼書を記入する手間がなくなったのは大きな変化です。現場からも「すごく助かっている」という声が上がっています。必要なときにその場で使えるという安心感もありますし、個人的にも非常に助かっています。

調達担当者さまのお声

精密加工部品製造会社-切削工具利用

注文手段が統一され、手間が減ったことで、付加価値の高い業務に集中でき、残業も減りました

調達担当者さまのお声

私が抱えている注文業務を「A社はメール」「B社はFax」…など、注文先によって手段や手順は異なります。それらを他の社員に引き継ぐことになったら、非常に大変なことになるなと感じていました。MISUMI floowの導入後は注文の手間が省け、より付加価値の高い仕事に時間を割けるようになり、残業の削減にもつながっています。

精密機器・樹脂加工製造会社-手袋などの保護具利用

在庫を気にし続ける精神的負担がなくなり、急な消費増にも対応してもらえるのでとても安心です

調達担当者さまのお声

元々は1日に3回ほど、在庫棚を目視で確認し、「そろそろなくなりそう」というタイミングで注文をかけていました。常に在庫を気にし続けなければならないことは、大きな精神的負担となっていました。今はイレギュラーで急に消費が増えたときも、ミスミ側で在庫状況を確認して連絡をくださるので、在庫不足になることもなく、非常に助かっています

5.在庫管理を人の手に頼る時代から、仕組みで支える時代へ

在庫管理の属人化は、担当者に負荷をかけるだけでなく、企業全体の生産性を低下させます。
MISUMI floowは、そのボトルネックを解消し、「担当者がいなくても、現場が止まらない」環境を実現します。
属人的な運用をなくし、安定した生産体制を整えることで、企業全体の業務効率化と安心感を同時に手に入れることができます。
それが、MISUMI floowが提供する新しい在庫管理のかたちです。ぜひ、MISUMI floowをご活用ください。

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