(!)Internet Explorer 11は、2022年6月15日マイクロソフトのサポート終了にともない、当サイトでは推奨環境の対象外とさせていただきます。

MISUMI floowお役立ち情報

MISUMI floow導入による業務効率化やコスト削減、現場で役立つ事例・ノウハウ、課題解決のヒントをご紹介

ダッシュボード活用で広がる可能性──「見える化」から現場改善・予算管理・原因究明まで
MISUMI floow導入企業様の多様な使い方と実践例

MISUMI floowでは、お客さまの自販機取り出し実績データをリアルタイムでご確認いただけるダッシュボードを提供しております。ダッシュボードは、自販機搭載品の利用状況を人別・部署別・商品別でリアルタイムに可視化し、購買・在庫管理業務の合理化を強力にサポートするツールです。本ダッシュボードを活用することで、今後の生産計画や現場改善に役立てることができます。

1.ダッシュボードで把握できる内容

MISUMI floowのダッシュボードは、自動販売機に搭載されている商品の利用量や利用金額を、基準値と比較しながらタイムリーに把握できるよう設計されています。これにより、どの商品がどのくらい利用されているかを一目で確認することができます。
さらに、自動販売機の導入による直接コスト(商品購入費)および間接コスト(間接材調達に関わる在庫管理や発注、受入工数など)の削減状況をグラフや数値で可視化できます。この機能で、導入前後でのコスト構造の変化や、投資対効果を分かりやすく評価することが可能です。 ダッシュボードの主な機能は以下のとおりです。

▽MISUMI floowダッシュボード画面

MISUMI floowダッシュボード画面

ご利用概要

部署別、ご担当者別のご利用金額、状況を基準値(契約金額/月)と比較しながら把握ができます。

ご利用概要

ご利用商品

ご利用商品単位でのご利用数量を基準値(契約数量/月)対比で可視化できます。

ご利用商品

コストダウン

自販機導入前後での単価差異と実際の使用量から、コストダウン額を算出・表示します。

コストダウン

業務削減

在庫管理や発注、受入などの業務工数削減による間接コストダウン効果も自動算出されます。

業務削減

週次推移

利用金額の週次推移をグラフで表示し、特需や傾向変化を可視化します。

週次推移

サービスの詳細はこちら

2.ダッシュボードで実現できること

ダッシュボードは、現場や管理部門が抱えるさまざまな課題を「見える化」し、迅速かつ的確な意思決定をサポートします。例えば、以下のようなメリットがあります。

①予算超過のリスクを低減

期末に予算超過が懸念される場合でも、ダッシュボード上で利用金額を週次・月次でタイムリーに把握できるため、早期に対策を講じることが可能です。

②消耗品の適正利用を促進

利用者ごとのランキングを可視化することで、過剰な取出しや不適切な利用をすぐに特定できます。これにより、必要以上の消耗品利用を防止し、コスト管理を強化できます。

③人員増加時の消耗品利用状況を把握

スタッフの増加に伴う消耗品の利用量についても、商品単位で基準利用量と実績を比較することで、必要な在庫管理や発注計画の見直しがスムーズに行えます。

④コストダウン施策の効果を可視化

コストダウンを目指す施策についても、ダッシュボード上で削減額を明示できるため、目標達成状況を一目で確認できます。

3.導入企業さまによるダッシュボードの活用方法

ダッシュボードは、さまざまな業種の現場で業務効率化や改善活動の強力な支援ツールとして活用されています。
以下に、実際にMISUMI floowを導入いただいているお客さまの活用例をご紹介します。

現場改善事例

大手機械・精密部品製造会社

切削工具利用

✓ 急激な使用量増加を即座に把握し、現場改善を促進

「誰が・いつ・どの商品を・どれだけ使ったか」を毎日確認し、異常値が出た際は即座に使用者へヒアリング。
折損などのトラブルが判明すれば、即時に原因究明や改善策の実行

お客さまコメント

各製品の使用量については、毎日データをダウンロードして確認しています。
いつ、誰が、どの商品をどれだけ使用しているかが分かるので便利ですね。
例えば、ある製品の使用量が先月と比較して2倍になっていたら、現場で何らかの不具合があったのかを製品の使用者に確認します。
「実は折損が多くて…」ということであれば即座に原因究明を進めるなど、これまでできていなかった業務改善に取り組めるようにもなりました。

大手精密部品製造会社

切削工具利用

✓ 使用頻度の高い工具を特定し、加工条件の最適化や
プログラム変更による加工改善が可能に

日次で個人や設備ごとの使用量を可視化することで、異常発生時にすぐ対応できる体制を構築。また、データをもとに使用頻度の高い工具を特定し、加工条件の最適化やプログラムの見直しによる加工改善が可能に。

お客さまコメント

ダッシュボードを活用することで、個人や設備ごとの日次使用量を把握し、異常が発生した際に迅速に対応できることも大きなメリットでした。
データをもとに使用頻度の高い工具を見極めることで、加工プログラムや切削条件のアプローチ変更といった加工改善が可能になります。

大手特殊産業用機械製造会社

手袋などの保護具利用

✓ セクションや個人単位での使用状況可視化により、
現場の異常を早期発見

日々の使用実績を細かく見える化することで、機械トラブルや作業上の問題など、従来見逃されていた異常をデータから発見し、早期対応・改善に結び付ける。

お客さまコメント

製品の使用状況がセクションや個人単位で可視化されたことで、現場の異常に気づけるようになったのも大きな変化です。
たとえば手袋の使用量が極端に多い社員がいたので確認したところ、使用している機械からオイルが漏れていて、その処理をしていたことが原因でした。

社内システム連携事例

大手自動車部品製造会社

手袋などの保護具利用

✓ 自販機データを社内システムと連携し、
生産性・品質・コストの最適化を実現

自販機の消耗品管理データを社内システムと連携させ、工場内のあらゆる消耗品管理を一元化し、管理業務の効率化とシステム化を実現。

お客さまコメント

社内システムで工場内のあらゆる機器や設備に接続し数値の「見える化」を行うことで、「生産性向上・品質向上・コスト削減・工場同士の連携強化」を進めています。
自動販売機のデータも社内システムに取り込み、消耗部品管理もシステム化していきたいです。

予算管理事例

大手特殊産業用機械製造会社

手袋などの保護具利用

✓ 実績データの可視化による在庫管理・予算計画の高度化

過去の実績データを活用することで、稼働増加時の消耗品需要も精度高く予測し、過不足のない計画的な予算を立案

お客さまコメント

月の購入金額や商品別の使用数も可視化されるので、実績の確認や次月の予算計画にも役立っています。データが取れるようになったのは、管理上とても大きなポイントです。
たとえば来期の予算を組む際、使用実績データをもとにして計画を立てられるようになりました。今期が100%だとして、来期は150%の稼働を想定する場合、消耗品も1.5倍必要になる。こうした予測を実績データに基づいて立てられるようになったのは、大きな変化だと感じています。

4.まとめ

ダッシュボードは、製造現場における「見える化」を通じて、業務改善、異常対応、生産性向上、在庫・予算管理など、多角的な業務改善と効率化を実現します。日々のデータを活用をすることで、現場と管理部門が一体となり、より精度の高い意思決定や継続的な改善活動を推進できる環境が整います。自社の業務フローや管理ニーズに合わせて、ぜひ積極的にご活用ください。

サービスの詳細はこちら

▼サービス内容のお問い合わせ、導入のご相談はこちら

お問い合わせはこちら

TOPページにもどる