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ミスミのアルミフレームとは。アルミフレームについて1からご説明します。アルミフレームの使用をご検討している方はこちらから。
アルミフレームとは、アルミニウムの加工性の良さを利用して、
ビレットと呼ばれる円柱状の塊を押し出すことによって製作する構造材料です。
現在では産業用部材としてFA装置のカバーや架台の骨組みに利用されたり、
位置決めに便利なレール構造を利用した冶具に利用されたりとさまざまな用途にご使用いただける商品となります。
鉄フレームの構造体に代わる素材として注目されています。
※ アルミニウムとは軽量かつ加工性に長けた金属です。1円硬貨やアルミ箔、缶、窓枠(サッシ)などの用途に使用されています。
アルミフレームは、すでに表面処理されている材料なので、鉄フレームとは異なり、メッキ、塗装工程が必要ありません。 ⇒ 塗装不要
また、ブラケットやボルト・ナットなどの接続材料のみを用いて組み立てを行うため、鉄フレームとは異なり、溶接工程が必要ありません。 ⇒ 溶接不要
アルミフレームは、追加・切断することによって構造体の設計を変更することが比較的容易です。
鉄フレームに比べて軽いため、筐体全体の軽量化を実現できます。
表面をアルマイト処理しているため錆びにくい(耐食性に優れた)素材です。
他の金属構造材に比べ、リサイクルしやすいため、環境にやさしいです。
用途に合わせた安価品のバリエーションを多数ご用意しております。
例)NFSL6-3030-300 → 180円/本
当日17時までにご注文いただければ、当日出荷いたします。
※ 在庫品:一部在庫品ではない商品がございますのでご注意ください。
幅広いラインナップでお客様のあらゆるニーズにお応えします。
指定長: 50mm~4000mmまで 0.5mm単位でご指定可能
固定長: 4000mm
※指定長: お問い合わせいただければ、商品によって6000mmまで対応可能です。
※固定長: 商品によって1000mmもご用意しております。
同型式で同品質の商品をグローバルにご購入いただくことが可能になります。
フレームタイプを表します。
①フレーム溝のサイズ(シリーズ)を表します。
②フレームの縦横の幅を表します。
③フレームの長さを表します。
シリーズによって角数が異なります。角数が大きくなるほど、耐えられる重量が大きくなります。
特にこだわりがない場合は、一番付属部品の種類が豊富な6シリーズをご選定いただくことをおすすめします。
5シリーズ | 6シリーズ | 8シリーズ | 8-45シリーズ | |
---|---|---|---|---|
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主な角数 | 20/25/40角 | 30/50/60角 | 40/80角 | 45/90角 |
使用できる ボルトサイズ |
M3/M4/M5 | M3/M4/M5/M6 | M3/M4/M5/M6/M8 | M3/M4/M5/M6/M8 |
特徴 | 小型カバーや小物部品のラック、安全柵等力のかからない箇所での使用に適している。 | 中型カバーや、小型設備架台、コンベアフレーム等様々な用途に適している。 | 大型クリーンブースや設備架台、構造物等重さのかかる箇所での使用に適している。 | 大型クリーンブースや設備架台、構造物等重さのかかる箇所での使用に適している。より強度が必要な用途向け。 |
角数とは?
角数とは、アルミフレームの幅のサイズを指します。
例えば6シリーズの30角は幅30mmのアルミフレームになります。
6シリーズの60角は30角のフレームを2つくっつけたようなイメージです。
溝が2列になります。
タイプによって、フレームの強度や値段、材質が変わります。
強度の目安数値はこちらをご覧ください。
標準アルミフレーム | 軽量アルミフレーム | 高剛性アルミフレーム | ||||||
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HFSタイプ | EFSタイプ | NFS(NEFS) タイプ |
HFSLタイプ | NFSLタイプ | GFSタイプ | GNFSタイプ | ||
断面写真 | ![]() |
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材質 | A6005CSS-T5 | A6005CSS-T5 | A6063S-T5 | A6005CSS-T5 | A6063S-T5 | A6061SS-T6相当 | A6063S-T6相当 | |
特長 | スタンダードな断面形状です。 | HFSシリーズと同等の剛性を維持しつつ、軽量化・低価格化を実現したフレームです。 | 材質変更により大幅なプライスダウンを実現。強度(*)はHFS・EFSシリーズと同じです。 | 軽量・安価を追及したフレームです。強度よりも軽量・安価を優先する場合に適します。 | HFSLを材質変更することで、さらにプライスダウンを実現。強度(*)HFSLシリーズと同じです。 | 剛性を追及した肉 厚のフレームです。高い荷重を受ける筐体に適します。 | 耐荷重・剛性フレームの材質変更により大幅なプライスダウンを実現。強度(*)はGFSシリーズと同じです。 | |
表面処理 | 白アルマイト (HFS) 黒アルマイト (HFSB) クリア塗装(CAF) 焼付塗装(黄色) (HFSY) |
白アルマイト (EFS) 黒アルマイト (EFSB) |
白アルマイト 黒アルマイト |
白アルマイト 黒アルマイト |
白アルマイト | 白アルマイト | 白アルマイト |
フレームの長さは固定長と指定長の2種類ございます。
型番例 | 特徴 | 実長 | |
---|---|---|---|
固定長 | KNEFS6-3030-4000 (K~始まる) |
お客さまにて加工していただく前提の製品です。ミスミでの追加工対応不可の商品です。固定長フレーム(有効長さ4000mm)とは、実際に使用できる有効長さが4000mm以上あるフレームという意味です。掴み代を含んだ実寸は4000mm以上となります(数十mm程度長くなります)。お好みの長さに切断してご使用ください。 |
1000→1000mm |
指定長 | NEFS6-3030-4000 | 追加工をつけてご注文いただくことを想定した製品です。 |
指定した長さ |
主な接続方法は下記の2つです。
もっともスタンダードな方法はブラケット接続です。
コーナー部をすっきりさせたい場合や、ドア部分として利用する場合はブライントジョイント接続がおすすめです。
■アルミフレームの接続方法は以下の二種類に大別されます。
ブラケット接続 | ![]() |
アルミフレーム溝内にナットを入れ、ボルトで固定するタイプの接続方法です。 |
---|---|---|
ブラインドジョイント接続 | ![]() |
フレーム側面に穴の追加工を行い、専用のジョイントを用いて接続する方法です。 |
アルミフレームを選定した時点で、使用可能な周辺部品のシリーズが決まります。
周辺品部品の選定時には、シリーズを目安にしてください。
例:6シリーズのアルミフレーム HFS6-3030 で製作する場合
ただし、8シリーズと8-45シリーズの両方で取り付け可能なものが多数あります
HFS8シリーズに取り付け可能
HFS8-45シリーズに取り付け可能
HFS8シリーズに取り付け可能
HFS8-45シリーズに取り付け可能
シリーズごとの周辺部品詳細は各シリーズページに記載しています。
■組み立て時の注意点
詳細説明ページ
上記、設計や組立の過程を省略したい方は組立出荷サービスや、ユニット品のご購入をおすすめいたします。
ミスミではさまざまな設計・組立支援サービスをご用意しております。
設計・組立を支援するサービス