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人気のエアドライヤ10選!選ぶ際のポイントも解説

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コンプレッサを扱う場面では、エアドライヤが欠かせません。
そして品質の良い製品を作るためには、圧縮空気の質も高める必要があり、そのためには最適なエアドライヤを導入することが求められます。
 
そこで本記事では、人気のエアドライヤ10選を紹介します。
数あるラインナップのなかから最適な1台を選ぶためのポイントもお伝えしますので、設備の導入・入れ替えをご検討中のメーカーご担当者様はぜひご覧ください。

<目次>

  • エアドライヤの使用用途

  • エアドライヤとは

  •   ・冷凍式エアドライヤとは
  •    ・冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)標準入気 IDF□Eシリーズ
  •    ・冷凍式エアドライヤ IDF60・70・80・90シリーズ
  •    ・冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)高温入気 IDU□Eシリーズ
  •    ・冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100F・125F・150Fシリーズ
  •    ・冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100FS・125FS・150FSシリーズ
  •   ・メンブレンエアドライヤとは
  •    ・メンブレンエアドライヤ ユニットタイプ IDGシリーズ
  •    ・モジュラ接続タイプ メンブレンエアドライヤ IDG-Dシリーズ
  •    ・メンブレンエアドライヤ 単体タイプ IDG□Aシリーズ
  •   ・吸着式エアドライヤとは
  •    ・ヒートレス式エアドライヤ IDシリーズ
  •   ・モイスチャーコントロールチューブとは
  •    ・モイスチャーコントロールチューブ IDKシリーズ【2個入り】
  • エアドライヤの選び方

  •   ・温度
  •    ・入気温度
  •    ・周囲温度
  •   ・圧縮空気の圧力
  •   ・圧縮空気の使用量
  •   ・除湿性能(空気圧力露点)
  •   ・メンテナンスおよび運用コスト
  • コンプレッサを使うなら、エアドライヤも導入しよう

  • その他おすすめ商品はこちら

エアドライヤの使用用途

エアドライヤの目的は、コンプレッサによって作られた圧縮空気に含まれる水分を除去する、つまり除湿することです。
そのため、必然的に“コンプレッサを使う場面では、エアドライヤも導入する”ということになります。
 
たとえば、以下のようなシーンではコンプレッサが使われるので、エアドライヤも導入する必要があります。

コンプレッサ+エアドライヤの利用シーン

  • ・工作機械の使用
  • ・ロボットの駆動
  • ・基盤の洗浄・乾燥
  • ・製品の塗装

上記のほか、製薬工場や繊維工場、製鉄工場など、コンプレッサとエアドライヤが活躍する場面は業界を問いません。
既にコンプレッサを使用している、あるいは今後コンプレッサの使用を想定している場面ならばエアドライヤも導入する、と考えてよいでしょう。
 
なお、コンプレッサ使用時におけるエアドライヤの具体的な役割としては、以下の3点が挙げられます。

エアドライヤの役割

  • ・機器の腐食や劣化の防止
  • ・配管の腐食防止
  • ・品質の維持

コンプレッサから生み出される圧縮空気には、どうしても水分が含まれてしまいます。
その状態でエアドライヤを使わなければ、エアシリンダーやバルブ、また配管にドレン(水分)が残り、腐食・劣化が進むのは避けられません。
こうした状況にならないよう、エアドライヤで水分を除去する必要があります。
 
また、圧縮空気を噴射する際に水分があると、たとえば製造の現場では製品に水分がかかることとなります。
塗装作業で同様のことが起きたら、水滴が塗膜をはじいて仕上がりに支障が生じてしまうでしょう。
このように、製品や作業の品質を維持するためにも、コンプレッサ使用時にはエアドライヤの存在が不可欠なのです。

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エアドライヤとは

エアドライヤは、コンプレッサで圧縮空気を吐出する際に結露の発生を抑え、圧縮空気中のドレン(水分)を最低限にとどめるための機器です。
 
コンプレッサで空気を圧縮する際は、空気中に含まれる水蒸気も同時に圧縮されるのでドレン(水分)が発生し、そのドレン(水分)によって機器や配管に錆が発生してしまいます。
また、ひどい場合には、コンプレッサに取り付けたエアーツールの末端から水が噴出することもあります。
それを防ぐためには、圧縮空気に含まれる水蒸気を取り除く、つまり除湿する必要があるのです。
 
なお、エアドライヤには冷凍式エアドライヤとメンブレンエアドライヤ、そして吸着式エアドライヤの3種類があり、いずれも水分を取り除く工程が異なります。
それぞれの特長や、おすすめの製品は以下をご覧ください。

冷凍式エアドライヤとは

冷凍式は、エアドライヤのなかでももっとも多く使用されている仕組みです。
圧縮空気ごと冷却することで、中に含まれている水分を冷却凝縮させて分離し、圧縮空気を除湿します。
圧縮空気を冷却する仕組みには冷媒を用いており、これはエアコンや冷蔵庫で冷風を出す原理と同じです。
 
そして冷凍式エアドライヤは3タイプのなかでももっとも汎用性が高く、製品のラインナップが豊富である点が大きな特長です。
ただし、メンテナンスには専門知識が必要なので、メンテナンスは自社で行わず専門業者に依頼する必要があります。

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)標準入気 IDF□Eシリーズ

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)標準入気 IDF□Eシリーズ

コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止します。
また、処理空気量MAX40%増、消費電力MAX40%減と省エネ設計でステンレス製熱交換器採用により耐食性も向上しています。
 
排熱量は25%削減により、周囲温度上昇が抑制(空冷仕様)され放熱水量も削減(水冷仕様)されています。高温環境にも強いです。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合防止
定格入口条件
  • 入口空気温度:35℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • 50Hz:0.10~2.8m3/min(ANR)
  • 60Hz:0.12~3.1m3/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力 0.75kW~15kW
使用冷媒 R134a(HFC)
管接続口径 Rc3/8、Rc1/2、Rc3/4、Rc1
消費電力
排熱量
周囲温度 2℃~40℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~50℃
最大使用圧力 1.6MPa
入口空気温度 35℃
出口空気大気圧露点 10℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 冷凍式(空冷仕様)

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)標準入気 IDF□Eシリーズの詳細はこちら

冷凍式エアドライヤ IDF60・70・80・90シリーズ

冷凍式エアドライヤ IDF60・70・80・90シリーズ

高温環境に対応しており、処理空気流量もアップ。新型ステンレス製熱交換器を採用しているため、冷凍機の負荷も軽減されます。
また、メンテナンス性の向上、オートドレンバルブ耐異物性向上による長寿命化といった特長もあり、空気圧機器を水分から守ります。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止
定格入口条件
  • 入口空気温度:35℃、40℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • 50Hz:5.3~13.5m3/min(ANR)
  • 60Hz:6.1~15.5m3/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒 R410A(HFC)
管接続口径 R1、R1 1/2、R2
消費電力
  • 50Hz:770W~2270W
  • 60Hz:910W~2960W
排熱量
周囲温度 2℃~45℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~65℃
最大使用圧力
入口空気温度 35℃、40℃
出口空気大気圧露点 10℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 冷凍式(空冷仕様)

冷凍式エアドライヤ IDF60・70・80・90シリーズの詳細はこちら

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)高温入気 IDU□Eシリーズ

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)高温入気 IDU□Eシリーズ

空気圧機器を水分から守る冷凍式エアドライヤで、コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止します。
 
また、ステンレス製熱交換器採用により耐食性も向上しています。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 空気圧機器を水分から守る
定格入口条件
  • 入口空気温度:55℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • 50Hz:0.32~2.6m3/min(ANR)
  • 60Hz:0.37~2.8m3/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力 2.2kW~15kW
使用冷媒 R134a(HFC)
管接続口径 Rc3/8、Rc1/2、Rc3/4、Rc1
消費電力
  • 50Hz:180w~460w(単相100V)、210w~450w(単相230V)
  • 60Hz:202w~530w
排熱量
周囲温度 2℃~40℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~80℃
最大使用圧力
入口空気温度 55℃
出口空気大気圧露点 10℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 冷凍式(空冷仕様)

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R134a(HFC)高温入気 IDU□Eシリーズの詳細はこちら

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100F・125F・150Fシリーズ

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100F・125F・150Fシリーズ

空冷仕様で耐高温環境(周囲温度45℃対応)、ドライヤ排熱量Max.25%削減と省エネ設計を実現した冷凍式エアドライヤです。
制御方式は空冷仕様・水冷仕様があり、コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止します。
 
また、排熱量削減により空調機の小型化・省エネ運転が可能です。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止
定格入口条件
  • 入口空気温度:40℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • 50Hz:16~25m3/min(ANR)
  • 60Hz:18.8~30m3/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力 100kW~150kW
使用冷媒 R407C(HFC)
管接続口径 R2、JISフランジ65A 10K、JISフランジ80A 10K
消費電力
  • 50Hz:2.9kW~4.0kW
  • 60Hz:3.5kW~4.8kW
排熱量
  • 50Hz:8.0kW~12.0kW
  • 60Hz:9.0kW~15.0kW
周囲温度 2℃~45℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~60℃
最大使用圧力
入口空気温度 40℃
出口空気大気圧露点 10℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 冷凍式(空冷仕様)、冷凍式(水冷仕様)

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100F・125F・150Fシリーズの詳細はこちら

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100FS・125FS・150FSシリーズ

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100FS・125FS・150FSシリーズ

高温環境に強い冷凍式エアドライヤです。ダブルエコシリーズ、セカンドリヒータ+デジタルスクロールで最大76%の省エネを実現しています。
 
排熱量は最大25%DOWN、周囲温度は最大45℃対応、入口空気温度も最大60℃に対応しています。
 
また、ECOスイッチでECO運転/通常運転の切替えで「季節」と「使用環境」に応じた最適運転が可能です。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 コンプレッサから送られてくる湿った圧縮空気の水分を取り除き、水分による空気圧機器の不具合を防止
定格入口条件
  • 入口空気温度:40℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • 50Hz:16~25m3/min(ANR)
  • 60Hz:18.8~27m3/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力 100kW~150kW
使用冷媒 R407C(HFC)
管接続口径 R2、JISフランジ65A 10K、JISフランジ80A 10K
消費電力
  • 50Hz:2.8kW~3.8kW
  • 60Hz:3.3kW~4.5kW
排熱量
  • 50Hz:7.5kW~10.4kW
  • 60Hz:8.7kW~12.4kW
周囲温度 2℃~45℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~60℃
最大使用圧力
入口空気温度 40℃
出口空気大気圧露点 10℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 冷凍式(空冷仕様)

冷凍式エアドライヤ 使用冷媒 R407C(HFC) IDF100FS・125FS・150FSシリーズの詳細はこちら

メンブレンエアドライヤとは

メンブレンエアドライヤは、取り込んだ圧縮空気を、ストロー状になっている“中空糸膜”とよばれるものに通すことで水分を除去する仕組みのエアドライヤです。
その仕組みから、“膜式エアドライヤ”ともよばれます。
 
中空糸膜は、水蒸気は通過しやすく、酸素・窒素は通過しにくい性質があります。
そのため、圧縮空気をこの中空糸膜に通せばその過程で水蒸気が外に排出され、出口側からは乾燥した空気だけが出てくるようになるのです。
 
このようにメンブレンエアドライヤは、中空糸膜という素材の性質を活用しているので、電源が不要です。
また、フィルターが取り付けられているためクリーンなエアを得ることができます。
さらに、減圧弁を内蔵しているので、圧力の設定が容易です。

メンブレンエアドライヤ ユニットタイプ IDGシリーズ

メンブレンエアドライヤ ユニットタイプ IDGシリーズ

中空糸膜の採用で簡単・手軽に乾燥エアの供給が可能!
省エネ、パージ空気量削減Max.39L/min(ANR)、省スペース、高性能といった特長があり、基準露点到達時間も40分短縮しました。
 
また、「メンテナンススペース減」「軽量化」した新型エアコンビネーションを採用しています。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 除湿
定格入口条件
  • 入口空気温度:25℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒
管接続口径 1/8・1/4、1/4・3/8、3/8・1/2、1/2
消費電力
排熱量
周囲温度 -5℃~55℃(凍結なきこと)
使用範囲(入口空気温度) -5℃~55℃(凍結なきこと)
最大使用圧力
入口空気温度 25℃
出口空気大気圧露点 -15℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 中空糸膜式

メンブレンエアドライヤ ユニットタイプ IDGシリーズの詳細はこちら

モジュラ接続タイプ メンブレンエアドライヤ IDG-Dシリーズ

モジュラ接続タイプ メンブレンエアドライヤ IDG-Dシリーズ

IDG-Dシリーズは、さまざまなISO水分等級に対応したモジュラ接続タイプのメンブレンエアドライヤ です。
 
電源、フロンが不要で、圧力降下最大61%低減、出口空気流量最大25%向上、パージ率約14%と省エネに貢献しています。
振動や排熱もありません。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 除湿
定格入口条件
  • 入口空気温度:25℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
  • IDG20-D:100L/min(ANR)
  • IDG30-D:250L/min(ANR)
  • IDG40-D:500L/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒
管接続口径
  • IDG20-D:1/8・1/4
  • IDG30-D:1/4・3/8
  • IDG40-D:1/4・3/8・1/2
消費電力
排熱量
周囲温度 -5℃~50℃(凍結なきこと)
使用範囲(入口空気温度) 25℃
最大使用圧力
入口空気温度 25℃
出口空気大気圧露点
  • IDG20-D:-9℃~3℃
  • IDG30-D:-9℃~3℃
  • IDG40-D:-6℃~3℃
使用流体 空気
制御方式

モジュラ接続タイプ メンブレンエアドライヤ IDG-Dシリーズの詳細はこちら

メンブレンエアドライヤ 単体タイプ IDG□Aシリーズ

メンブレンエアドライヤ 単体タイプ IDG□Aシリーズ

簡単・手軽に乾燥エアの供給が可能な中空糸膜を採用したメンブレンエアドライヤです。
無振動・無排熱で-60℃の低露点に対応します。
 
省エネと省スペースも実現した高性能タイプです。

商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途
定格入口条件
処理空気量 パージ空気量削減Max.39L/min(ANR)
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒
管接続口径 1/4・3/8
消費電力
排熱量
周囲温度 -5℃~50℃(凍結なきこと)
使用範囲(入口空気温度) -5℃~50℃(凍結なきこと)
最大使用圧力
入口空気温度 25℃
出口空気大気圧露点 -15℃~-60℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 中空糸膜式

メンブレンエアドライヤ 単体タイプ IDG□Aシリーズの詳細はこちら

吸着式エアドライヤとは

吸着式エアドライヤは、その名の通り、圧縮空気に含まれている水蒸気を吸着することで取り除く仕組みのエアドライヤです。
吸着剤にはシリカゲルやモレキュラシーブ、活性アルミナなどの乾燥材が用いられています。
この中に圧縮空気を通すことで、水蒸気が強制的に吸着させられるというわけです。
 
なお、一度使われた吸着剤は、除湿された圧縮空気の一部を使って再生されます。
水蒸気を吸着して圧縮空気を除湿するための“吸着筒”と、乾燥した圧縮空気の一部を取り込んで吸着材に流すための“再生筒”の2つが取り付けられているという構造です。
2つの筒があるため、前述した冷凍式エアドライヤやメンブレンエアドライヤと比べて、本体が大きい傾向にあります。
 
一方で、吸着剤が乾燥さえしていれば非常に少ない水分量でもしっかりと吸着できるため、水分がとても少ない圧縮空気を作り出すことができるのは大きな強みです。

ヒートレス式エアドライヤ IDシリーズ

ヒートレス式エアドライヤ IDシリーズ

ヒートレス式のIDシリーズは、低露点の乾燥空気を必要とする場合に最適です。
 
-30℃以下の低露点の乾燥空気を供給します。ヒータや電気制御盤がなく小形で軽量です。インジケータで出口露点状態も確かめられます。(自己再生式ですから、保守管理が容易)

基準サイズは20、30、40、60、ねじの種類はRc、G、NPT、電源電圧は以下の通りです。

  • ・単相AC100V(50Hz)AC100~110V(60Hz)、単相AC110V(50Hz)
  • ・単相AC200V(50Hz)AC200~220V(60Hz)、単相AC220V(50Hz)
商品情報
メーカー SMC
型番 仕様による
使用用途 除湿
定格入口条件
  • 入口空気温度:35℃
  • 入口空気圧力:0.7MPa
処理空気量
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒
管接続口径 1/4、1/2、 3/4
消費電力 30W
排熱量
周囲温度 2℃~50℃
使用範囲(入口空気温度) 5℃~50℃
最大使用圧力
入口空気温度 35℃
出口空気大気圧露点 -50℃
使用流体 圧縮空気
制御方式 乾燥剤式ヒートレス

ヒートレス式エアドライヤ IDシリーズの詳細はこちら

モイスチャーコントロールチューブとは

モイスチャーコントロールチューブは、エア配管に接続するだけで結露を防ぎ、シリンダの寿命低下を防止する工事・電源不要のチューブです。
シリンダは排気の度に霧が発生し、配管内の湿度が高くなり結露します。
モイスチャーコントロールチューブは、チューブ内面の湿度と外面の湿度を平衡化させる特性を持ち、発生した霧を湿度の高い配管内の内面から湿度の低い外面へ透過させることで蓄積を防ぎ、配管内の結露を防止します。

モイスチャーコントロールチューブ IDKシリーズ【2個入り】

モイスチャーコントロールチューブ IDKシリーズ【2個入り】

追加工事不要で小型シリンダ・エアチャックの配管内に発生する結露を防止するモイスチャーコントロールチューブです。
 
シリンダの揺動に応じて、ストレートタイプとコイル形状タイプの2つを用意。追加設置するだけで配管内の水蒸気を外部へ拡散し、結露による空気圧機器のトラブルを防止します。

商品情報
メーカー SMC
型番
  • IDK02-100
  • IDK02-200
  • IDK04-100
  • IDK04-200
  • IDK06-100
  • IDK06-200
  • IDK04-100-C1
  • IDK04-200-C1
  • IDK06-100-C1
  • IDK06-200-C1
使用用途 配管内に発生する結露の防止
定格入口条件
処理空気量
適用エアコンプレッサ出力
使用冷媒
管接続口径
消費電力
排熱量
周囲温度 水などがかからない屋内(0~40℃、0~75%RH)
使用範囲(入口空気温度) 0~60℃ (凍結なきこと)
最大使用圧力
入口空気温度
出口空気大気圧露点
使用流体 圧縮空気
制御方式

モイスチャーコントロールチューブ IDKシリーズ【2個入り】の詳細はこちら

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エアドライヤの選び方

以上、ミスミが厳選したエアドライヤを紹介いたしました。
エアドライヤは冷凍式とメンブレン、吸着式の3種類に分かれるうえ、それぞれ多様な製品があります。
そこで、以下では最適なエアドライヤを選ぶためのポイントをお伝えします。

温度

エアドライヤでは製品ごとに対応している温度が決まっているので、使用環境の温度に対して適切な製品を選ぶ必要があります。
確認したいのは、入気温度と周囲温度の2つです。
詳しくは以下をご覧ください。

入気温度

まずは、コンプレッサから入ってくる圧縮空気の温度である“入気温度”が適切な数値のものを選びます。
入気温度は“空気入口温度”“流入空気温度”と表記されることもあるので、エアドライヤを選ぶ際は、このような記載がないかご確認ください。
 
一般的なエアドライヤは入気温度40~50℃程度を標準として設計されており、それ以上の温度の場合は“高温仕様”のものを使うこととなります。
エアドライヤ本体が対応している入気温度よりも高温の圧縮空気を入れると、末端にドレン(水分)が発生してしまいますので、必ず温度が対応しているものを使用しましょう。
 
なお、基本的には入気温度が高ければ高いほどエアドライヤにかかる負荷が大きいため、本体のサイズも大きくなります。
設置する場所のスペースなども考慮のうえご検討ください。

周囲温度

エアドライヤを設置する周囲の温度である“周囲温度”にも着目します。
製品ごとに適切な周囲温度が決まっているため、設置環境に適したものを選びましょう。
 
なお、冷凍式エアドライヤを使用する際は周囲温度の条件を守るのはもちろんのこと、可能な限り涼しく、風通しの良い環境に設置してください。
なぜなら、冷凍式のエアドライヤは本体周囲の空気を用いて、熱交換器とよばれる機構を冷やすためです。
周囲温度が高すぎると、本体が稼働しなくなってしまう可能性があります。

圧縮空気の圧力

使用するコンプレッサの圧力を確認し、それに対応しているエアドライヤを選ぶ必要があります。
 
エアドライヤが対応している圧縮空気の圧力と入気温度は連動しており、圧力が0.98MPaまでは対応入気温度が標準、あるいは高温タイプのものを選ぶこととなります。
圧力がそれ以上となる場合は、中圧タイプのエアドライヤを選びましょう。

圧縮空気の使用量

エアドライヤは、製品ごとに対応している圧縮空気の量も異なります。
“処理空気量”という項目を参照のうえ、コンプレッサの吐き出し空気量よりもキャパシティが大きなものをお選びください。
たとえば、吐き出し空気量が235L/minのコンプレッサを使うのであれば、処理空気量は320L/minのものを選ぶとよいでしょう。

除湿性能(空気圧力露点)

エアドライヤの除湿性能を示す“空気圧力露点”という項目にもご注目ください。
空気圧力露点が低ければ低いほど、そのエアドライヤの除湿性能が高いことを示します。
なお、除湿性能はエアドライヤの種類によって異なります。

エアドライヤの種類別・空気圧力露点の目安

  • ・冷凍式:最大約-20℃
  • ・メンブレン:最大約-60℃
  • ・吸着式:-60℃以下

冷凍式エアドライヤは、エアドライヤのなかでもっともポピュラーな種類ではありますが、空気圧力露点が低いので除湿性能はそこまで高くありません。
徹底的な除湿性能を求めるなら、メンブレンあるいは吸着式を検討することとなります。
それぞれ除湿性能以外の面でもメリット・デメリットがありますので、総合的に踏まえたうえで判断しましょう。

メンテナンスおよび運用コスト

エアドライヤに限らず、機器・設備全般にいえることですが、導入コストだけでなくランニングコストにも目を向ける必要があります。
 
たとえば、日々の運用にかかる電気代は無視できません。
また、メンテナンスにも費用がかかる場合があります。
ここまでで紹介してきたポイントを踏まえつつ、最終的にはランニングコストで比較するとよいでしょう。

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コンプレッサを使うなら、エアドライヤも導入しよう

今回は、ミスミがおすすめするエアドライヤを紹介するとともに、最適なエアドライヤを選ぶために着目したいポイントもお伝えしました。
 
コンプレッサを使用するのであれば、圧縮空気を除湿するためにエアドライヤの使用は必須といえます。
本記事でお伝えした内容を参考に、お使いのコンプレッサと相性の良いエアドライヤをお選びください。

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