ボタンダイ 一覧表
:ストークA早割対象
適用にならない商品がございます。詳細は商品ページでご確認ください。
ボタンダイについて
エコノミータイプとレギュラータイプの違い
レギュラータイプは刃先にストレート部B(2mm)がありますが、エコノミータイプにはありません。
そのため、エコノミータイプは追加工PKC(刃先径公差変更)は適用できません。
刃先長bと追加工LC(全長変更)について
●ヘッド付タイプの場合、ツバ厚が設定されている為、ボタンダイ刃先よりLC加工を行ないますので、刃先長bは短くなります。レギュラータイプのストレート部Bは2mmのままですが、b−(L−LC)<2のときはB=b−(L−LC)となります。また、その場合 のテーパ部はなくなります。
●ストレートタイプの場合、逃げ穴方向よりLC加工を行ないますので、刃先bの長さは変わりません。
(CKC、MKC追加工の場合も同様)
ボタンダイの逃げ角寸法表示
は50mmの距離に対し1mm広がったテーパを示します。
テーパ値 | 1/50 | 1/100 | 1/150 |
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角度(A゜) | 1.146° | 0.573° | 0.382° |
ボタンダイのL寸法とP・W寸法の拡がり幅
カス上がり対策ボタンダイについて(詳細 こちら)
カス上がり対策ボタンダイは、ダイの内面に2本以上の傾斜溝を加工しています。打ち抜き工程初期に抜きカスはダイの傾斜溝に応じた小さな突起を形成し、パンチの加工によりさらに下面に押し込まれると、突起部はダイの側面から圧縮(しごき)され、カス上がりを防止します。
適用の範囲
- 穴径・・・φ1.0~φ16
- 被加工材材質・・・引張り強度120kgf/mm2(1177N/mm2)まで適用。
- 被加工材の厚さ・・・0.15mmから対応可能です。
- クリアランス(C)が被加工材板厚(MT)の20%を超える場合、効果が期待できませんので、20%以下でご使用ください。
クリアランス(C)<被加工材板厚(MT)×20%
カス上がり対策ボタンダイは、抜きカスに小さな突起を形成することでカス上がりを防止しますので、精密穴の打ち抜き、打ち抜かれたものが商品になる等の場合には不適です。