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パーテイングロックセットの取付方法/PLSWの作動例

パーティングロック取付方法

①ボルト穴、リーマ穴、リーマ下穴をピッチ精度± 0.01 以内でPL 面に平行に加工します。入れ子と型板の隙間を考慮し加工してください。(ピッチ精度が± 0.02 以内となる場合は可動側型板のリーマ穴をリーマ下穴で加工し、取り付け調整してください。) ②可動型板にカムホルダを取り付けます。 ③カムロックとスライドロックとの遊びを無くすために、リリースバーを挿入して、カムホルダに対してスライドホルダを平行に引張りながら仮止めし、リーマ加工をしてノックピンを圧入します。この状態で、リリースバーがスムーズに作動することを確認してからボルトにて締め付けます。 ④金型を成形機に取り付け、リリースバーを必要な長さに切断しボルト穴、リーマ下穴加工を行いリリースバーを仮止めし、パーティングロックセットの摺動を確認してから、リーマ加工をしてノックピンを圧入します。リリースのタイミングを合わせるために、リリースバーの突出長さℓを揃えます。

a1 a2 C1 C2 B1 B2 M dH7 リーマ下穴
M−0.3
PLS 54.5 42.5 17 7 19 7 M 6 6 φ5.7
PLM 70 55 21 9 29 9 M 8 8 φ7.7
PLL 82 66 27 11 37 11 M10 10 φ9.7

PLSWの作動例

取付方法

1)ボルト穴、リーマ穴をNCで加工し、カムホルダーをPL面と平行に取り付けます。
2)カムロックを必要な長さに切断、ボルト穴、リーマ下穴加工をし、型締時にカムロックを引張りながらボルト締めを行い現物合わせにてノック穴加工し固定します。
3)リリースバーは必要な長さに切断し、型板と直角に取り付けます。リリースポイントを同一にするため、突出長さℓを揃えてください。