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振動するモーターや機器の間に組み込み、現場を足回りから大きく支える防振材。歩留まり向上・生産能率アップ・不快感の低減・劣化防止等
幅広く役立ちます。ぜひ、防振材の代名詞である倉敷化工の商品を選定・ご注文ください。

倉敷化工とは

  • 倉敷化工は1964年創立以来、ゴム弾性を応用した振動防止技術を柱とし、防振ゴム専門メーカーとして自主技術による高水準の商品を供給し続けている
    メーカーです。創立以来、独自の振動解析技術を武器に汎用防振ゴム分野において、圧倒的な品揃えと優れた商品を生み出しております。
  • ユーザーのニーズに合った商品開発を常に行い、さまざまな商品を生み出すことも特徴的。取り扱い商品としては「汎用防振ゴム」「除振台」等の産業機器関連商品から、
    「フレキシブルジョイント」等に代表されるゴム材の継手まで、さまざまな商品を取り扱っております。

防振材とは

防振の仕組み

防振の仕組み

振動を発生する機械を防振支持する場合、ある
いは外部からの振動を機械内部に影響を及ぼさ
ないようにする場合に防振ゴムを使用します。

注意点

防振ゴムを設置する際、振動数と支持荷重に応じた選定をしないと、
振動がより増す”共振”という現象が発生します。

選定について

選定について

設置場所や用途、振動に合わせたゴムを選定することにより、より良い防振機能を発揮することが可能です。
ミスミVONAでは倉敷化工の防振材を数多く取り揃えておりお客さまのニーズに合わせた商品を購入できます。

簡易的な防振材の選び方

  • 配置の決定
    各防振材が同じ荷重を受けるように、防振ゴムを配置
    します。理由としては、荷重不均等に防振ゴムを配置
    すると、防振材の金具の変形や傾きが発生してしまう
    ためです。
    また、防振ゴム上下の全面に荷重がかかるように設
    置してください。
  • 防振ゴムが受ける荷重の計算
    各支持点(防振ゴムへの荷重)を計算します。防振さ
    せたいワークの荷重を防振ゴムの数量で割り、防振
    ゴム1点で受ける荷重を計算してください。
    • 例) 
    • 振動体:740kg、
      ベース部分:970kgの場合総重量1,710kg
      6個の防振ゴムで防振を図りたい場合は、

      1,710÷6=285kgfとなります。

  • 対応する防振ゴムの絞り込み
    できるだけ防振ゴムが受ける荷重が、支持荷重に近
    い数値になるものを選定します。支持荷重を超えるよ
    うな防振ゴムを選択することは、商品劣化を早めるこ
    とになりますので選定しないようにします。
    なお、ミスミVONAでの絞り込みの場合は、最大許容
    荷重項目を選択していただければ選定可能です。

商品選定表

お客さまの要求事項 主たる用途 推奨タイプ/クリックで商品詳細・ご注文へ
低回転数での防振 振動スクリーン・圧縮機・送風機、真空ポンプ用の防振
  • 山形防振ゴム(KDシリーズ)
  • 山形防振ゴム
    (KDシリーズ)

  • くら形防振ゴム(KEシリーズ)
  • くら形防振ゴム
    (KEシリーズ)

  • 低振動数形防振ゴム(KLBシリーズ)
  • 低振動数形防振ゴム
    (KLBシリーズ)

横方向の荷重(回転機械など)の防振 高速ディーゼル機器、空気圧縮機、工作機械用の防振
  • V型防振ゴム(KCシリーズ)
  • V型防振ゴム
    (KCシリーズ)

取り付けスペースがない場所での防振 小型の送風機や発電機など多数の装置の防振
  • 丸型防振ゴム(KA、KB、RA、RBシリーズ)
  • 丸型防振ゴム
    (KA、KB、RA、RBシリーズ)

軽量機器での防振 事務機器、電気機器、配電盤、制御盤等の防振
  • 低硬度防振ゴム(KXA、KXBシリーズ)
  • 低硬度防振ゴム
    (KXA、KXBシリーズ)

  • 低振動数形防振ゴム(KLBシリーズ)
  • 低振動数形防振ゴム
    (KLBシリーズ)

耐候性や軽度の耐油性が必要な環境下での防振 電動機、圧縮機、パーツフィーダー等の防振
  • 丸型防振ゴム(KA-CRシリーズ)
  • 丸型防振ゴム
    (KA-CRシリーズ)

  • ラバースプリング(KRシリーズ)
  • ラバースプリング
    (KRシリーズ)

吊り下げる形での防振 ダクト、排気装置、ファンコイルユニット等の防振
  • 吊型防振ゴム(RF/KFシリーズ)
  • 吊型防振ゴム
    (RF/KFシリーズ)

  • タイマウント(REシリーズ)
  • タイマウント
    (REシリーズ)

防振体を移動させたい装置での防振 冷凍機、パッケージエアコン、工作機械等の防振
  • 高性能防振パッド(KH/KHLシリーズ)
  • 高性能防振パッド
    (KH/KHLシリーズ)

  • クラパッド(RHS/KHSシリーズ)
  • クラパッド
    (RHS/KHSシリーズ)

倉敷化工の全商品はこちら

もっと簡単に防振を(防振マウントのご紹介)

選定について

アルミフレームや溶接で作成する架台の脚部分は、筐体本体の振動を吸収する必要性が高いため、
防振効果の高い商品が求められます。

倉敷化工のハイマウントシリーズであれば

  • ①データが語る、優れた防振性能
  • ②床を汚しにくい特殊ゴムを使用
  • ③レイアウトの変更が自在
  • ④高さの調節が自在
  • ⑤床の勾配に合わせ、設置が可能

と、お客さまのニーズに合った商品選定が可能です。

倉敷化工 ハイマウントシリーズの5大特長

  • データが語る、優れた防振性能確かな効果が得られます。

    効果検証実験結果グラフ

  • 床を汚しにくい特殊ゴムを使用。清潔さが要求される
    工場内の美観維持・現状維持に貢献!

    ゴム脚痕の従来品との比較

  • レイアウトの変更が自在、アンカー不要の置くだけ設置。
    特殊加工で機械の歩きもありません。

    アンカーのデメリットを解消

  • 高さの調整が自在、ワークや機械の高さに合わせて
    微調整。

    高さ調節イメージ

  • 床の勾配に合わせ、設置が可能、±3度の勾配を
    カバーします。

    機械の水平を保ちます

  • ハイマウントTYPE M

    ハイマウントTYPE M

    代表型式:M-10A
    納期:最短当日出荷

    詳細はこちら

    【 特長 】
    コンパクトなボディーで大きな防振性能を発揮。
    豊富なバリエーションで用途に合わせて選択可能。
    豊富なラインナップにより、防振性能重視、安定性能重視を選択可能。
    床を汚しにくく、油、オゾンに強い耐久性に優れた特殊ゴムを使用。
    ナットスパナを回すことでレベル調整が可能。振動による機械の歩きがなく、床の勾配に合わせて設置が可能(±3度)。
    基礎ボルト工事が不要なので環境に合わせてレイアウト変更が可能。

FAQ

Q1 防振ゴムの使用可能温度は?
A1 一般的には-20℃~50℃になります。
Q2 防振ゴム設置時の注意点は?
A2 防振ゴムは引っ張り方向では使用できません。引っ張り荷重がかからないようにしてください。また直射日光や海水、塩分、潮風等に曝されないようにしてください。
Q3 防振ゴム設置時にねじれてしまいます。どのぐらいに抑えればいいですか?
A3 ねじれが生じるとゴムの寿命が低下する恐れがあるため、ゴム本体を保持して、ねじれないようにしてください。なお、ねじれが発生してしまう場合は、
ゴム高さの20%以下に抑えるように設置してください。(図参照)
ねじれ量
Q4 防振ゴム取り付け時の推奨締め付けトルクは?
A4 JIS B 1083で示されている通りの推奨締め付けトルクがございます。表1をご参照ください。なお、軽量用防振ゴム(KQシリーズ)に関しては表2をご参照ください。
  • 表1

    ねじ径 推奨締め付けトルク(N・m)
    M3 0.43
    M4 0.98
    M5 2.2~2.8
    M6 3.7~5.2
    M8 9~13
    M10 18~25
    M12 31~45
    M16 88~110
    M20 170~220
  • 表2

    KQシリーズ
    製造番号 推奨締め付けトルク(N・m)
    KQ-27 1.0(0.1kgf・m)
    KQ-38 3.4(0.35kgf・m)
    KQ-53 6.9(0.7kgf・m)
Q5 防振ゴムを長期間使用しているとゴムの表面に白いものが出てきました。ふき取っていいものですか?
A5 白い粉が付着することはブルーム現象と呼ばれ、ゴムの耐オゾン性を向上させるものです。ふき取ってしまうとゴムの劣化につながりますのでそのままにしてください。
Q6 防振ゴム設置後、近くで溶接工事を行いたいのですが、問題ないでしょうか?
A6 防振ゴムに熱がかからないように工事を実施してください。また、油分や薬品がかからないようにしてください。なお、かかってしまった場合はふき取ってください。

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